スーツブランドのORIHICAが、2026年春夏商品の展示会を開催した。
今季のシーズンテーマは「CHANGE & CHALLENGE」と「FEEL THE SPORTS」。
レディースは新素材「ORITEX」で機能を深化
レディースで特に注目を集めたのが、東レとORIHICAが共同で生み出した新素材「ORITEX」を採用したアイテムだ。東レの最先端機能素材に、ORIHICAの品質とトレンド感のあるデザインが融合している。
今回発表された第一弾が「ORITEX 美ラクるブラウス VEIL」(5,849円)。以前から展開してきた、洗える・シワになりにくい・一枚で着映えする「ORIHICA美ラクるブラウス」の特長をベースにしている。
最大の特徴は防透性だ。夏場は白いブラウス1枚で着用するシーンが増えるが、気になるのはインナーが透ける点。そこで糸の配合を工夫し、防透率は93%以上と、水着の白生地基準に近い数値を実現した。薄く軽い素材感を保ちながら、透けにくさを両立させている。
さらに遮熱性と紫外線遮蔽性にも優れる。実験では、同程度の薄さの素材と比較して表面温度で約2度、炎天下を再現した環境下では1時間置いた場合での内部温度に最大で約7度の差が確認されたという。
デザインはピンタック入りやパーツ付きなど、ベーシックなデザイン以外にも着映えするトップスとして幅広く用意している。
Air Tech Spunで“涼しさと動きやすさ”を両立、定番アイテムも機能性向上
もうひとつの柱が「Air Tech Spun セットアップ」(ジャケット2万4,200円、スカート・パンツ1万4,300円)だ。信州大学と産学共同で開発した高い通気性とドライタッチ、接触冷感が特長の素材で、今季はストレッチ性を改良している。従来は通気性を重視するあまり伸縮性が課題だったが、織り方を工夫することで着心地を向上させた。夏向けモデルではベタつきにくく、蒸れやすい時期でも快適に着用できる仕様となっている。
定番のフラミンゴパンツにはシルエットの美しさに加え、撥水性を付与した春向けアイテムが登場。加えて夏向けアイテムとして、通気性の高さと接触冷感などを付与したピンタックワイド(8,789円)とタックテーパード(6,589円)の2種類も新登場する。夏の通勤時にパンツが足にべたつくのを軽減する。
メンズは「BIZSPO」と上質素材の二軸で展開
メンズは大きく「BIZSPO」と、上質素材を使ったドレスラインの二軸に注目してほしい。
BIZSPOは、スポーツ由来の機能性をビジネスウエアに落とし込んだシリーズ。
素材にはハリ感のあるプリント生地を採用し、従来よりもきれいめな印象に。ゴルフ需要も意識し、サックスやオフホワイト、グリーン系など単品パンツのカラーバリエーションも充実させている。
軽さと見た目を両立した上質素材スーツ
ドレスラインでは、機能と見た目を両立した新提案が目立った。新たに投入する「ジャケパンスーツ ADJUST」(4万3,890円)は、ジャージ素材を採用しながら、スーツらしい外観を保った一着。シングル編みの軽量設計で、ウエストは最大6cmまで調整可能。洗えて、楽に着られるというニーズに応えたモデルだ。
また、ポリエステル100%ながらウールのような風合いを実現したスーツも展開する。繊維を短くカットして織り上げることで、見た目はウールに近く、価格は2万9,900円と中心価格帯に設定。ストレッチ性も備え、日常使いしやすい一着となっている。
さらに、イタリアの老舗生地メーカーREDAの素材を使用したスーツや、フィレンツェのセレクトショップ「TAIYO」とのコラボレーションモデルも継続展開。
機能で選ぶ時代に向けたORIHICAの提案
展示会全体を通して強く打ち出されていたのは、「暑さ」「ムレ」「動きにくさ」といった、近年ビジネスマンを悩ませる夏の酷暑への対策だ。撥水、通気、遮熱、速乾、ストレッチといった機能を付与したアイテムが目立つラインナップとなっている。
見た目だけでなく、働く日常を支える機能に正面から向き合ったORIHICAの春夏アイテムは他にも盛りだくさん。気になるアイテムは要チェックだ。











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