この連載では、住宅ローンにまつわる疑問・お悩みに、日本住宅ローン株式会社の担当者が答えます。今回取り上げるのは「20代後半のカップル、住宅購入を検討中だが結婚前に住宅ローンは組めるのか?ペアローンと連帯債務どちらがいいか?」です。


○住宅ローンにまつわる疑問・お悩み「20代後半のカップル、住宅購入検討中。結婚前に住宅ローンは組めるのか?ペアローンと連帯債務どちらがいいか?」

住宅購入を検討している20代後半のカップルです。結婚前に住宅ローンを組むことはできますか?ローンを組むことができる場合、ペアローンか連帯債務か、どちらを選べばいいでしょうか?

○日本住宅ローン株式会社の回答

一般的に婚約者であっても、住宅ローンを組むことは可能です。また、金融機関のお取り扱い状況にもよりますが、ペアローンや連帯債務を利用することも可能です。

場合によっては、ご融資までに婚姻関係が分かる書類の提出が必要となる場合がございますので、事前に金融機関にお問い合わせすることをおすすめいたします。結婚の前に住宅を購入されるメリットとして、結婚後には様々なイベントが想定されるため、住まいの安定や資産形成が早まるという点が挙げられるかと思います。

続いてペアローンと連帯債務どちらをご選択いただくべきかについてです。

そもそも「ペアローン方式」とは、一つの物件に対して、お二人それぞれの名義で別々の住宅ローンを組んでいただく方式です。契約が2つに分かれるため、住宅ローンのタイプや返済年数、団体信用生命保険などを自由に設定ができることなどがメリットとして挙げられます。また、返済用口座が個別になるため、お財布を分けられている方におすすめです。

デメリットとしては、契約も個別となってしまうため、登記費用などの諸費用が通常よりも多く必要となる傾向にあります。また、団体信用生命保険の保障はそれぞれに対して適用されるため、どちらかが保障の対象となった場合、もう一方のローン残債は残ってしまいますので、注意が必要です。


「連帯債務方式」とは、1つの物件に対して、住宅ローンを連名で組んでいただく形式です。住宅ローン審査は、お二人の年収を合算したうえで計算することができるため、借入可能額を伸ばすことができることが一番のメリットです。また、「ペアローン方式」と違い、1つの住宅ローンであるため、登記費用などの諸費用を抑えることができる傾向にあります。また、ご返済はお二人の収入状況に応じて自由に決めることができます。一方、デメリットとしては、返済年数、団体信用生命保険等を同一の内容としなければならないことが挙げられます。

どちらのタイプをご選択いただくにせよ、住宅を購入される際は、結婚後のライフプランや収入の変化を考慮したうえで、無理のない返済計画を立てることが大切です。

○日本住宅ローン株式会社

日本住宅ローン株式会社は、日本を代表する大手ハウスメーカー4社と大手金融機関が共同で出資した住宅ローンを中心に取り扱う金融機関。全期間固定金利である【フラット35】を中心として、様々なローン商品を展開。特に、【フラット35】保証型商品においては、業界初となる借入期間40年(通常は35年)の「フラット極40」を開発。さらに、同商品を活用し、5年後以降いつでも無料で変動金利に切り替えることができる「5年待てるローン」を提供するなど、先進的な取り組みを数多く実施している。また、住宅金融支援機構(旧:住宅金融公庫)が提供するシニア向け商品「リ・バース60」をいち早く取り入れ、「MCJご自宅活用ローン"家の恩返し"」(新築)(借換+リフォーム)として提供しており、取扱実績はNo.1を誇る。https://www.mc-j.co.jp/
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