ファミリーマートでは2月3日の節分に向けて、今年も恵方巻の予約販売を行っている。2026年は「銀座おのでら監修 特製恵方巻」(1,100円)、「焼肉トラジ監修 牛焼肉恵方巻」(1,050円)を数量限定で販売するほか、昨年好評だった『刀剣乱舞ONLINE』コラボ恵方巻も登場。
全7種類を展開する。都内では8日、担当者が新商品をアピールした。

○2つの銘店が初監修

同社では現在、全国のファミリーマートおよびファミマオンラインで2026年の恵方巻の予約を実施中。予約期間は1月30日9:00まで、受け渡し期間は1月31日から2月3日までとなっている(1月31日~2月2日の受け渡しの場合、予約は1月28日9:00まで)。

ちょっと贅沢な高付加価値商品として、中・高価格帯には3種類の恵方巻を用意した。「銀座おのでら監修 特製恵方巻」は、"銀座から世界へ"をコンセプトに掲げ、初競り一番まぐろの落札でおなじみの「銀座おのでら」の監修による商品。甘じょっぱいタレで和えた穴子や海老、玉子焼などの具材を中心に、それぞれの素材の旨味が調和した上品な味わい。食感と風味のアクセントとして、巻の半分に「甘酢生姜の胡麻和え」を散りばめる職人技もポイントとなっている。

「焼肉トラジ監修 牛焼肉恵方巻」は、"おいしさは、人生の一部"をコンセプトに掲げる「焼肉トラジ」の監修による商品。アンガス牛のカルビを使用し、バラ肉特有の旨味が際立つ2種の部位を香ばしく焼き、トラジの特製タレで絡めた。キムチは、隠し味に魚介や昆布だしを加えたコク深い味わい。ジューシーで食べ応えのある仕立てとなっている。


「2種の恵方巻(恵方巻・海鮮恵方巻)」(1,050円)は、人気の恵方巻と海鮮巻の2種類が楽しめるおトクなセット。恵方巻の食べ比べ、パーティー需要といったニーズに対応する。

昨年に引き続き、限定ノベルティ入りレア商品「『刀剣乱舞ONLINE』鶴丸国永の恵方巻」(2,000円)を用意する。今年はゲーム内に登場する刀剣男士「鶴丸国永」をイメージした「白」を基調とした食材で恵方巻を表現。鶴丸国永が描かれた特製のデザインボックスに、恵方巻、恵方包み(小ふろしき)、巾着袋を入れた特別仕様となっている。

低価格帯には3種類の恵方巻を用意する。定番の「恵方巻」(598円)は、縁起が良いと言われる7種の具材(玉子焼、高野豆腐、穴子、かんぴょう煮、椎茸煮、きゅうり、おぼろ)で仕立てた。

「海鮮恵方巻」(600円)は、漬けサーモンや本まぐろ入りまぐろたたき身、海老など人気の海鮮具材が詰まった恵方巻。今年から手巻海苔に変更しており、パリパリとした食感を楽しめる。まぐろ中には、本まぐろを6%使用。

「サラダ恵方巻」(498円)は、ツナマヨネーズ和え、海老マヨネーズ和え、カニカマなどで仕立てた恵方巻。前年よりも海老マヨネーズ和えを増量し、食べ応えをアップしている。


このほか節分スイーツとして、4種類の商品を展開する。「節分 チョコバナナクレープ」(358円)は、チョコホイップとホイップクリームの2つのクリームとバナナを包んだクレープ。クレープの内側にコーティングチョコをかけ、鬼のパンツを表現している。

「節分 塩豆大福(2個入)」(315円)は、大福生地に程よく塩味のきいた赤えんどうかのこ豆を混ぜ込み、北海道産小豆を使用した粒あんを包んだ。

「節分 フルーツロール」(360円)は、5種類のフルーツ(イチゴ、パイナップル、黄桃、キウイ、りんご)を使用した、見た目も鮮やかなロールケーキ。

「節分 ロールケーキ(いちご&ミルク)2本入」(410円)は、いちごジャムが入ったいちご味のロールケーキと、練乳ソースが入ったミルクロールケーキの2本入り。

早期予約特典として、1月14日9:00までの期間中に予約すると1品ごとに100円を割り引く(刀剣乱舞ONLINEコラボ商品、およびスイーツは対象外)。またファミマオンライン予約特典として、期間中に「ファミマオンライン」で対象商品を2品購入ごとに期間限定ファミマポイント100円相当を進呈する(スイーツは対象外)。早期予約特典と併用もできる。
○試食、そのお味は?

ファミリーマート 商品本部の木内智朗氏は「今年の恵方巻は、幅広い価格帯で選べるバリエーション、特別感・贅沢感など多様なニーズに対応すること、この2つにこだわりました」と説明する。

ある市場調査では、恵方巻1本あたりに使う予算は「500円~1,000円未満」が58.4%で最多だった。「つまり、お手軽~ちょっと贅沢の間に多くのニーズがあることが分かります」と木内氏。
また昨年の恵方巻の販売傾向を調べたところ、1本で満足できる「単品買い派」と、食べ比べを楽しむ「複数買い派」の需要は同程度だった。そこで今年は、価格と内容のバランスに徹底的にこだわり、味わいも良く、満足感も高いコスパに優れた商品構成を目指した。

ここで特別ゲストとして、トラジ 取締役の土田和彦氏、ONODERAフードサービス 統括総料理長の坂上暁史氏が登壇した。両社とも、ファミリーマートの恵方巻を監修するのは今回が初めて。こだわったポイントについて、土田氏は「お店に近い肉の味」、坂上氏は「赤シャリとの一体感を出す素材の調和」と説明する。

土田氏は「牛カルビとキムチというシンプルな巻き寿司ですが、使用するお肉の部位、味付け、焼き方まで細かくこだわりました。隠し味として魚介、昆布だしを加えました。ひと味違うキムチもポイントです」とし、坂上氏は「甘酢のまろやかなコクが、穴子や海老の旨みを引き出し、甘酢生姜と胡麻の食感、風味を加えることで、素材同士が引き立て合う贅沢なバランスを実現できました」と話す。このあと、お互いの監修商品を試食し合った。

「銀座おのでら監修 特製恵方巻」を試食した土田氏は「リッチな恵方巻でした。色んな味が楽しめて、これが1,100円で買えるのは驚きです。赤酢ならではの豊潤な香り、具材の旨みも引き出されていました」とし、「焼肉トラジ監修 牛焼肉恵方巻」を試食した坂上氏も「幸せがギュウっと詰まった恵方巻でした。
たくさんの牛肉が詰まっていて、食べごたえがあった。タレが絡んだお肉とキムチの相性も抜群でした」と笑顔。

これを受け、ファミリーマートの木内氏は「こだわりのポイントを評価いただけて嬉しい限りです。今回、このようなコラボが実現できて、本当に良かったと思います」と話していた。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
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