レバレジーズは1月8日、エッセンシャルワーカー向けキャリア支援サービス「レバジョブ」において、新たに施工管理技士の転職支援サービスを開始した。建設業界で深刻化する人材不足や技術承継の課題に対応する狙いだという。


○技術承継が課題となっている施工管理

同社によると、建設業界ではインフラの老朽化対策や再開発プロジェクトにより需要が高い水準で推移している一方で、施工管理技士の高齢化が深刻化しているという。国土交通省のデータによると、建設業就業者のうち55歳以上が約36.7%を占めるのに対し、29歳以下の若年層は約11.7%にとどまっている。経験豊富な技術者が引退期を迎える中で若年層の入職が追いついておらず、技術承継が喫緊の課題となっている。

こうした状況を反映し、建築施工管理技術者の有効求人倍率は8.56倍と全職種の平均を大きく上回る水準となっている。また、2024年4月には時間外労働の上限規制が建設業にも適用され、多くの企業で業務分担の見直しが進むなど、現場の働き方改革も加速しているという。

レバジョブが今回開始したサービスでは、建設業界に特化した求人マッチングを行う。経験や保有資格といった専門性を踏まえ、長期的に活躍できる職場を提案するほか、キャリアアドバイザーとの面談当日に複数の求人を紹介するなど、スピーディーさも重視する。ドライバー向けの転職支援では登録から最短1週間で内定につながった実績もあり、迅速な転職活動を支えるとしている。

また、建設業にも適用された時間外労働の上限規制(いわゆる2024年問題)に対応し、残業削減や体制強化など、新しい働き方を推進する企業の求人を積極的に取り扱い、求職者・企業双方の持続的な成長を支援する。

レバジョブは2025年2月のサービス開始以来、エッセンシャルワーカー領域、特にドライバー職を中心に転職支援を行ってきた。今回の施工管理技士への支援拡大により、建設業界の持続的な発展に貢献していくとしている。
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