第84期A級順位戦(主催:朝日新聞社・毎日新聞社・日本将棋連盟)は7回戦が佳境。1月14日(水)には佐々木勇気八段―千田翔太八段の一戦が東京・将棋会館で行われました。
○残留目指して
両者は2勝4敗と黒星先行の苦しい星取り、同星の中村太地八段と1勝5敗の佐藤天彦九段を合わせた4人が残留争いとなる展開です。千田八段の先手番で始まった対局は相掛かりへと進展。横歩を取らせたタイミングで端攻めに出るのは後手の佐々木八段が用意した作戦で、昼食休憩直後に先手が穏やかに飛車を引いたところですべての前例を離れました。
順位戦らしいジリジリとした間合いの計り合いが続いたのち、千田八段は矢倉、佐々木八段は右玉へと構えます。形勢が動いたのは夕食休憩後、佐々木八段が玉側の端攻めから動いた直後のことでした。端に嫌味を付けておいたのち、一転して玉を戦場から遠ざけたのが玄人好みの手渡し。あくまで相手に攻めさせて反撃を目指すのが右玉らしい呼吸です。
○秀逸だった見切り
手を渡された格好の千田八段ですが、凝り固まった1筋をほぐそうとしたのが疑問の構想。ここで駒を多く渡したために後手からのカウンターが厳しく残りました。千田八段からの角金取りの銀打ちを手抜いて佐々木八段が桂を打ったのが「両取り逃げるべからず」の格言通りの一手。
終局時刻は翌15日0時32分、最後は自玉の詰みを認めた千田八段が投了。反撃を開始してからは総じて後手優勢の展開で、右玉らしい好機の見切りから一気の寄せを披露した佐々木八段の快勝譜となりました。勝った佐々木八段は3勝4敗としてA級残留に向け大きく前進。一方敗れた千田八段は2勝5敗と苦しい展開です。
水留啓(将棋情報局)











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