マイナビは1月13日、「AI・テクノロジー導入におけるアルバイト採用状況調査(2026年版)」の結果を発表した。調査は2025年12月5日~10日、直近1年以内にアルバイト採用業務に携わった20~69歳の会社員1,500名(各業種100名)を対象に、インターネットで行われた。


2025年のアルバイト採用活動の印象を聞くと、47.0%の企業が「厳しかった(非常に厳しかった+厳しかった)」と回答。前年に比べて0.2pt増と、アルバイトの採用難易度は年々増加しているよう。一方、アルバイト人材の不足感は57.5%(前年比0.4pt減)と2年連続で減少。特に、「警備・交通誘導(セキュリティ等)」(72.7%)や「介護」(70.0%)で不足感が高くなっている。

また、2025年のアルバイト採用目標人数は平均34.5人で前年から減少し(前年比9.5pt減)、採用人数は平均22.3人で前年同値となった。その結果、目標達成率(採用人数÷採用目標数)は64.6%で、2021年以降もっとも高い結果となった。

次に、AIやロボットなどの導入状況について聞いたところ、50.9%の企業で導入していることが明らかに。テクノロジー導入企業に対し、直近1年間でテクノロジー導入によってアルバイト新規採用数の抑制が発生したか聞いたところ、「2025年に発生した」企業の割合は45.2%と半数近くとなり、特に、「建築・土木作業員(建設・土木・設備工事)」(59.2%)、「製造ライン・加工(メーカー)」(58.5%)、「ホールキッチン・調理補助(飲食・フード)」(54.2%)で多い傾向に。

また、新規採用数を抑制している企業の方が、抑制していない企業と比べ、テクノロジーの導入割合が高い。「製造ライン・加工(メーカー)」では「ロボットや自動化機器(物品の運搬・移動)」(54.2%)、「在庫や物流管理システム(管理業務)」(52.1%)が高く、「事務・データ入力・受付・コールセンター」「販売・接客(パチンコ・カラオケ・ネットカフェ)」では「AIチャットボット(問い合わせ対応)」の導入が目立った。テクノロジーの革新と導入拡大により、業務効率化のみならず、企業におけるアルバイト採用のあり方にも変化が生じている。

最後に、2026年のアルバイト採用の見通しを聞いたところ、52.8%が「厳しくなる(非常に厳しくなる+厳しくなる)」と回答。
前年より2.4pt減少しており、前年まで続いていた増加傾向は、2025年に減少へと転じた。また、採用数の増減については、「変わらない予定」が最多の42.4%。次いで「増やす予定」は32.8%(前年比1.9pt減)で、2年連続の減少となった。
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