LINEヤフーとNetflixは2026年1月14日、月額制サービス「LYPプレミアム」とNetflixのセットプラン「LYPプレミアム with Netflix」を、2月上旬から提供すると発表した。
Netflixの料金そのままで「LYPプレミアム」も使える新プラン
「LYPプレミアム with Netflix」の月額料金はNetflix単体契約と同額に設定されており、「広告付きスタンダード」が月額890円、「スタンダード」が月額1,590円、「プレミアム」が月額2,290円。
Netflixの各プランの違いは主に画質で、スタンダードが1080p(フルHD)なのに対して、プレミアムはUHD 4K+HDRの最高画質。広告付きスタンダードは、スタンダードと同じ画質だが、視聴を妨げない程度の広告が表示されたり、ダウンロード数に制限があったり、一部視聴できない作品があったりする。
一方、2023年11月に開始した「LYP プレミアム」は、LINEスタンプ使い放題、LINEの写真・動画のバックアップ、Yahoo!ショッピングのポイント還元率アップなど、LINEとYahoo!、PayPayの特典満載の月額制サービス。ソフトバンクやワイモバイルユーザーは追加料金なしで利用できる。
LINEのアプリアイコンの変更やサブプロフィールの提供、通知なしで送信取消できる機能など、定期的にLINEの特典を追加することで入会者数が増加し、現在の会員数は551万人。ソフトバンク等のバンドル会員を含めたグループ会員数は2466万人になる(いずれも2025年12月末時点)。
下記に「LYP プレミアム」の特典をまとめてみたが、実に多くの特典が用意されている。中でも注目の特典を太字にしたので参考にしてほしい。
現在、Netflixのプランを利用している人なら、「LYPプレミアム with Netflix」に変更することで、同じ料金でNetflixと「LYP プレミアム」の両方を楽しむことができる。
乗り換える場合は、LINEアプリから新セットプランの申し込みを行う。Netflixのページに移動した時にメールアドレスを入力することで既存会員であることが確認され、プランが切り替えられる。
LINEヤフー×Netflix提携の狙い - 観る/話すをつなぐ体験へ
「LYPプレミアム with Netflix」発表会に登壇したLINEヤフー 上級執行役員の舛田淳氏は、LINEの新たな成長戦略について説明した。LINEは日本国内で約9,900万人の月間アクティブユーザーがおり、24時間365日、ユーザーの日常をより便利に、より楽しく、より豊かにしていくライフプラットフォームを目指している。
そのために4つの大きな取り組みを実施している。1つ目がLINEタブのリニューアルで、新たにショッピングやミニアプリのタブを用意。2つ目がLINEミニアプリの提供、そして3つ目がLINEサービスにおける生成AIやAIエージェント化の推進で、4つ目が「LYPプレミアム」の強化になる。
「LYPプレミアム」はLINE特典、LINEヤフーグループ特典、パートナーシップ特典の3つの特典で構成される。この中で最も根幹となるのがLINE特典で、前述したように、ユーザーの多様なニーズに対応して、様々な特典を追加してきた。
LINEヤフーグループ特典に関しても、Yahoo!ショッピングやYahoo!トラベル、PayPayなど、買い物や決済、生活の利便性を支える数多くのサービスを、おトクに利用できる仕組みを提供している。
そして今回、新たに取り組むのが、グループの枠を越えたパートナーシップ特典だ。その第一弾となるのが、世界最大級の動画配信サービスであるNetflix。舛田氏は、「Netflix社との力強いパートナーシップによって、便利さと楽しさ、コミュニケーションとコンテンツ、観ると話すが自然に行き来し、日常の中でそれが循環するユーザー体験を一緒に作っていきたい」と語った。
Netflixからはビジネスディベロップメント部門 シニア ディレクターの下井昌人氏が登壇し、今回のパートナーシップがユーザーの毎日にどのような価値をもたらすのかについて紹介した。
現在、Netflixは世界190の国と地域で3億人超の会員を抱える。日本でも2025年、サービス開始から10周年を迎え、1,000万世帯以上が利用するサービスに成長した。多くの会員に感動や熱狂を届けるために大切にしてきたのが、想像を超える物語を作ること。そして作品がユーザーに届くまでをデザインすることだ。
この10年で視聴環境はテレビからスマホへと大きく変わり、スマホの普及率も90%を超えるまでになった。常に手元にスマホがあることから、約4割の人が口コミをきっかけにエンタメを視聴し、感想をシェアする。「こうした自然につながる会話を通じてエンタメの輪が広がり、新たなファンが生まれていく」と下井氏。
LINEとのパートナーシップを選んだ理由は、9,900万人という規模で86%という非常に高いアクティブ率を誇ること。若年層からシニア層まで幅広い層に利用され、世代を超えて日常に根付いたプラットフォームであることを挙げる。
目指すのは、物語を観た直後の熱量のまま、LINE上で「アレ観た?」という言葉が飛び交うなど、観ることと語ることがひとつに繋がっていく体験。
キャリア版Netflixセットと何が違う? 「誰でも使える」ことが特徴
一方で気になるのが、他社のNetflixのセットプランだ。Netflixと日本初のバンドルプランを2018年に提供したKDDIでは、現在、auとUQmobileユーザーを対象に、月額890円の「広告付きスタンダード」を4月30日まで、追加料金なしで利用できるキャンペーンを実施する。
「スタンダード」は700円、「プレミアム」は1400円と、890円を差し引いた料金で利用でき、いずれも申し込みは3月31日まで。キャンペーン終了後はNetflixの月額料金の最大20%のPontaポイントが還元される。
またドコモでは、2023年から「爆アゲ セレクション」にNetflixを追加。「爆アゲ セレクション」とは、ドコモ経由でNetflixなどの提携サービスを契約した場合に、dポイント(期間・用途限定)を還元するサービス。「ドコモMAX」「ドコモポイ活MAX」利用者は最大20%、「ドコモポイ活20」「ahamo」「eximo」「ギガホ」利用者は、ドコモ光契約者なら20%、ドコモ光契約なしの場合は10%還元となる(「広告つきスタンダード」は還元率が異なる)。
ソフトバンクでも2月2日~3月31日に「Netflix満喫キャンペーン」を実施予定。期間中にソフトバンク指定の窓口からNetflixに加入することで、月額890円の「広告つきスタンダード」を、3カ月目まで追加料金なしで利用できる。対象料金プランは、「ペイトク無制限」「ペイトク50」「ペイトク30」「メリハリ無制限+」「ミニフィットプラン+」「スマホデビュープラン+」。
これはNetflix料金の890円をソフトバンクの毎月の利用料金から差し引くもので、「スタンダード」や「プレミアム」の場合も890円が差し引かれる。
これらKDDI、ドコモ、ソフトバンクの各セットプランでは、利用できるキャリアやプランが限定されるのに対して、「LYPプレミアム with Netflix」はキャリアに縛られず誰もが対象となるので、利用しやすいところがメリット。また、回線加入の必要もなく実質650円が割引になるので、おトク感も高い。
また、「LYPプレミアム」とNetflixのどちらも初めて利用する人なら、1カ月分の料金がPayPayポイントで還元されるので、実質1カ月無料で利用できる。LINEで友だち追加するとオリジナルの「Netflix×LINEコラボスタンプ」がもらえるサービスも実施中だ。
「LYPプレミアム with Netflix」は、Netflixの月額料金のみで「LYPプレミアム」が利用できるので、LINEやYahoo!ショッピング、PayPayを利用している人にとっては便利でおトク。ただし、ソフトバンクユーザーの場合は、PayPayポイントが獲得できるので、ソフトバンクから申し込む方がおトクになる。
また、純粋にNetflixのみを利用したいauやドコモユーザーは、20%ポイント還元があるので、自身が利用するプランが対象かどうかなど条件を確認してから、「LYPプレミアム with Netflix」を検討するといいだろう。
綿谷禎子 わたたにさちこ 情報誌の編集部から編集プロダクションを経てフリーランスのライターに。現在は小学館発行のビジネス情報誌「DIME」を中心に、企業のオウンドメディアや情報サイトなどで幅広く執筆。











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