ボストン コンサルティング グループは1月14日、レポート「スタートアップ調査: 女性起業家を取り巻く課題と解決策」を発表した。本レポートは、2025年9月~10月に実施した国内スタートアップ46社へのアンケート調査、および9社へのインタビュー等に基づき、その実態を可視化するとともに、解決の方向性と具体策を提示している。
調査によると、国内のスタートアップ起業家における女性の比率は約1割。また、2024年の資金調達額上位100社において、女性起業家による調達額はわずか1%未満と、女性起業家は人数も資金調達額も依然として少なく、その潜在価値が十分に活かされていない実態が明らかに。調査に回答した女性起業家のうち、創業初期に性別に起因するネガティブな影響を自覚する人の割合は4割近く(38%)にのぼったが、男性起業家ではほとんどいない。
しかし、2020~2024年、創業初期の企業評価額は男性起業家の半分に満たない一方、「調達額に対するIPO(新規株式公開)時の時価総額」は男性起業家の約1.5倍に。国内のスタートアップ・エコシステムを発展させるためには、女性起業家の創業意欲を高めるとともに、適切な企業価値評価に基づく資金提供の仕組みを整備することが不可欠であると考えられる。
また、女性起業家が活躍する上で障壁となっているものを調べたところ、以下5つの領域における課題が絡み合うことで大きな“壁”が形成されていることが分かった。
【人材・スキル】
経営知識や経験の不足、適切なメンター(相談相手)との出会いの少なさ、人材採用・定着における課題
【プロダクト】
先端技術活用の知見や人的リソースの不足、事業構想の市場規模や拡張性における課題
調査に回答した女性起業家のうち、半数程度が「技術開発」に難しさを感じている
調査に回答した女性起業家の81%が、プロダクトの「市場規模、拡張性」について投資家から指摘を受けている
【資金調達】
女性起業家の事業領域が投資家の選好と必ずしも一致せず、大口の資金調達が困難
起業家の性別構成で見ると、女性のみで創業したスタートアップの割合が最も高い領域は「公共&教育」(16%)だが、ベンチャーキャピタル(VC)の投資先割合としては最下位
VCの投資先割合が最も高い領域は「製造&エネルギー」だが、女性のみで創業したスタートアップの割合は4%
【制度・インフラ】
男性中心の起業家コミュニティにおけるネットワーク形成の難しさ、育児・介護による時間的制約への不安
調査に回答した女性起業家の19%が、事業構想や資金調達について気軽に相談できる相手がいないと感じており、男性起業家の割合を上回る
調査に回答した女性起業家の半数程度が結婚、出産育児、介護などのライフイベントが仕事にネガティブに影響すると感じている(図表2)
【文化・社会】
女性起業家に対する無意識的なバイアス、ロールモデルの多様性の乏しさ
なお、本レポートでは、これら5つの壁に対する解決の方向性と、具体策としてステークホルダー(投資家、政府・自治体)に推奨されるアクション、起業家に求められるマインドセットが提示されている。課題の詳細な分析や、具体的な解決策・アクションについては、調査レポート「スタートアップ調査: 女性起業家を取り巻く課題と解決策」を参照のこと。











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