リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は1月20日、「惹かれるメニュー名の条件」についての調査結果を発表した。調査は2025年10月31日~11月1日、全国20~60代の男女1,035名を対象にインターネットで行われた。


○「今食べたい理由」が瞬時に伝わることが重要

「外食で惹かれるメニュー名の条件」についての調査では、「とても惹かれる」「やや惹かれる」の合計が高かったものに、「旬」「期間限定」「できたて」など、"今しか食べられない"感を演出するものが並んだ。これらは「早く行かないとなくなってしまうかも」「今だけの体験ができる」という心理を刺激しやすく、注文につながりやすい可能性がある。

また「地域限定・店限定」や「天然もの」「朝採れ」といった"こだわり"系も支持を集め、情報に触れた瞬間に"食べる価値"がわかるかどうかも鍵になっていると考えられる。これらの傾向から、惹かれるメニュー名の条件には共通して「食べる理由がすぐ伝わる」特徴があるといえそうだ。具体的に消費者が"納得して選べる情報"が瞬時にわかる表現が、重要視されていることがうかがえる。
○わかりやすく、食感が想像できる表現が支持される傾向に

外食でメニューを選ぶ時の「惹かれる表現」では、5位までにランクインした「ふわとろ」「とろける」「もちもち」「とろとろ」など、口の中での感覚を連想させ、食欲に訴える力が非常に強いものが多く並んだ。

また8位~22位までにランクインした「サクサク」「カリっと」「パリパリ」「ざくざく」などの擬音語系は特徴が明確で、揚げ物やスナック系メニューと親和性が高いものの、メニュージャンルや提供シーンが限定されるため"万人受け"しづらかったかもしれない。

23位以降には「悪魔の」「天使の」「気まぐれ」「恋する」など、比喩表現に頼った言葉が多く並んだ。これらは一見キャッチーな一方、料理そのもののイメージが浮かびづらく、味や体験が想像しにくいことで魅力を感じにくかったのかもしれない。
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