サントリーは1月23日から2月1日まで、東京および大阪にてPremium Maker's Marketを開催している。世界に1本だけの「メーカーズマーク」ハンドメイド体験(3,500円、各会場1日先着100人まで、1月25日まで)を実施するほか、「メーカーズマーク」の特別飲用体験も提供。
関係者は「ウイスキーのコア層にはもちろん、若年のエントリー層にもウイスキーを身近に感じていただける体験イベントになれば」と説明している。

○メーカーズマークでも新規層獲得へ

メーカーズマークは、ボトルトップの赤い封蝋が印象的なプレミアム・バーボン。通常のバーボンではライ麦を使用するが、メーカーズマークでは上質の冬小麦を用いている。ふくよかで絹のようになめらかな味わい、柔らかな甘みがあるのが特徴。

イベントは東京と大阪の2会場で開催している。東京会場は虎ノ門ヒルズ ステーションタワー ステーションアトリウム(東京都港区虎ノ門2-6-1)、大阪会場はTime Out Market OSAKA(大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪 南館 B1F)。

サントリー マーケティング本部の中野杏実氏は「メーカーズマークの発祥は、米国・ケンタッキー州の蒸溜所です。現在も人の手で1本1本のボトルに封蝋が施されるなど、手間ひまを惜しまない独自の製法が今日まで守られています」と話す。

サントリーでは昨年(2025年)、メーカーズマーク特有の「遊び心とこだわりの2面性」にフィーチャーしてマーケティング戦略を展開した。その結果、30代の若年層を中心に新規ユーザーの獲得に成功したという。これを踏まえたうえで「今後、メーカーズマークがさらに成長するためには、ウイスキーを深く楽しむヘビー層の獲得も不可欠です」と中野氏。

「そこで2026年は、あらためてブランドの原点の価値に立ち返り、メーカーズマークの格好良さ、品質のこだわりを大切にしてきたブランド、というところを明確に訴求していきます。
Premium Maker's Marketは、東京・大阪を皮切りに、全国12箇所ほどの会場で展開する予定です。ご自身で封蝋することで世界で1つだけのメーカーズマークをつくれる楽しさを感じていただき、ひいては蒸溜所のものづくりに対するこだわりについても体感いただければ幸いです」(中野氏)

イベントでは、メーカーズマーク700mlのボトルのDipping(封蝋)のほか、オリジナルラベルも作成できる趣向。さらにSNSに投稿すれば、オリジナルコースター付のグラスも持ち帰ることができる。

現地で、筆者もDippingを体験した。まずは貸し出された専用のゴーグル、エプロン、手袋、アームカバーを装着。次に手渡された封蝋前のメーカーズマークを逆さにし、スタッフの案内に従ってボトルの口を高温(200度)の赤い蝋にほんの数秒さらす。素早く引き上げてボトルを回転させると、なるほど美しい封蝋を施すことができた。

このほか東京会場ではT-Market、大阪会場ではTime out Barとコラボして、メーカーズマークの特別飲用体験を提供。1月23日から2月1日までの期間限定で、ハイボール、サワーなどこだわりのスタイルでオリジナルカクテルを楽しむことができる。

囲み取材で、中野氏は「昨年は渋谷で試験的に今回のようなイベントを開催したところ、蒸留所に行かないとできない貴重な体験ができた、という声もいただくなどして盛況でした。告知はSNSのみだったんですが、北海道から来られたお客さまもいらっしゃいました」と明かす。そこで今年は開催規模を拡大。
この先は福岡で3月に、その後も全国津々浦々で開催していく、と説明した。
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