「日本らしい美しさで社会をより良くする」を掲げ、女性の社会進出や活躍を後押ししてきた、日本で最も伝統あるミス日本コンテスト。1月26日には第58回大会が開催され、13人のファイナリストの中から、ミス日本グランプリとミス日本「海の日」を登山家・野口健さんの娘である野口絵子さんがW受賞した。


○ミス日本グランプリとミス日本「海の日」をW受賞

ミス日本グランプリとミス日本「海の日」をWで受賞した野口絵子(のぐち えこ)さんは、東京都出身の21歳で、慶應義塾大学総合政策部総合政策学科3年。グランプリの受賞を誰に一番に報告したいか? という質問に、「一番私に期待していなかった父親(野口健さん)に伝えたいです。ミス日本に応募したことも父に伝えておらず、深くは話していなかったんです。1週間前に父親と2人で過ごす機会があり、2人でひたすら話しました。『何を自分でやりたいかをはっきりしておけば質問にも答えられる』と言葉をもらい、これがこの大会で私の強みになりました」。と野口さん。ミス日本に出発する日には、「悔いのないように」と言われたそう。

また、ミス日本「海の日」を受賞した時の気持ちを聞かれると、「海に関する活動を大学1年の頃から続けています。水産資源を守っていく切り口として、料理で生産者と消費者をつなげ、日本の水産資源を守っていく取り組みをしています。ミス日本『海の日』になることで、私が行ってきた活動を広げていきたい」と決意を新たにした。

今後、ミス日本として環境活動に携わっていきたいという。植林をし、川から海へ栄養が行き、水産物になる、そういった森と海とのつながりを、子どもでも大人でも体験できる場を作りたいと夢を語る。


また、登山家の野口さんらしく「山を例えると」という質問には「キリマンジャロ」と回答。中学3年生の卒業後に登ったキリマンジャロと、ミス日本を重ね、最初は順調だったけれど、キリマンジャロは登頂する日に突然天候が悪くなったこと、ミス日本では審査が進むにつれて悩んでいたことを打ち明けた。「キリマンジャロでは、『今まで培ってきた経験があるから行こう』と父親と決断し、山頂を目指し登頂しました。ミス日本も、無事に山頂という名のグランプリを得られました。山は登ると次の目標ができますし、ミス日本グランプリでも、私が夢として掲げたことをやりたいという次の目標が見えています」。と笑顔を見せた。

ミス日本「水の天使」


ミス日本「水の天使」は、志村美帆(しむら みほ)さん。東京都出身の19歳で、慶應義塾大学法学部法律学科1年。

○ミス日本みどりの大使

ミス日本みどりの大使は、永田 愛実(ながた まなみ)さん。長崎県出身の20歳で、日本大学法学部経営法学科2年。

○ミス日本ミス着物

ミス日本ミス着物は、平嶋萌宇(ひらしま もね)さん。福岡県福岡市出身の22歳で、筑波技術大学産業技術学部総合デザイン学科4年。


○準ミス日本

準ミス日本は正木由優(まさき ゆゆ)さん。東京都出身の20歳で、現在は早稲田大学人間科学部人間情報科学科2年。

また、大会委員長の和田あい氏より、「ファイナリストの13名は3つの美(内面の美・外見の美・行動の美)をみがき、成長してまいりました。タイパ・コスパがもてはやされる時代ですが、このコンテストにおいては、どれだけ実体験を重ねることができたか、そしてその実体験から心に何を残したか、自問自答できる力が評価につながったと考えています。受賞者の皆さん、おめでとうございます」と総評が贈られた。
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