三菱電機は1月27日、グローバル・ブレインと共同で運営するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)ファンド「ME イノベーションファンド」が出資する第14号案件として、データセンター運用最適化AIプラットフォームを開発する米国スタートアップのLucend(ルセンド)に出資したと発表した。
ルセンドが持つ技術
ルセンドは「Transparent AI」を提供しており、既存センサから収集した3000億件以上のデータをもとに電力や水資源の利用状況、CO2排出量、各設備の稼働状況等の主要指標を総合的に分析することで、データセンター全体を可視化し、運用最適化を実現するAIプラットフォームとなっている。
同プラットフォームは新たなハードウェアの導入を必要とせず、既存設備に接続するだけで利用可能なため、日常の運用を妨げることなく各設備の稼働率向上に寄与するという。また、チラーの温度異常やUPS(無停電電源装置)の効率低下などの設備不具合を検知し、ヒューマン・イン・ザ・ループ型のアプローチで改善案を提示することで透明性の高い運用判断を支援するとのこと。
今後、三菱電機はルセンドへの出資を通じて、同社のデータセンター運用最適化技術と、三菱電機の設備機器・インフラ制御技術とを組み合わせることで、グローバル市場におけるデータセンター関連事業の競争力強化を図り、データセンターの運用最適化とコスト削減に貢献する考えだ。











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