TPCマーケティングリサーチはこのほど、「2025年 育毛商品の使用実態と今後のニーズ(第2弾)」について調査を実施、結果を発表した。

同社は今回、育毛商品の使用実態を明らかにすべく、30~70代の男女1,030名(育毛剤、育毛トニック、育毛ローションなど頭皮に塗布する育毛商品を週に4日以上使用している人)を対象にアンケート調査を実施した。
なお今回は、2023年に続き2回目の調査となる。
○■育毛商品を選ぶ際に重視するポイントは、「安心・安全」が1位に

調査の結果、同調査の対象条件に当てはまる育毛商品使用者は、国内における対象年齢層のうち9.2%となり、2023年比0.2pt増とわずかに増加する結果となった。

しかし、そのなかでも男女ともに70代は約10万人の増加となっているほか、30~50代女性も増加傾向にある。

育毛商品を選ぶ際に重視するポイントとして、全体では「安心・安全」が1位に。なかでも、性年齢層のうち2番目に該当者数が多い「女性高年層」は、「安心・安全であること」「頭皮・髪にやさしいこと」「メーカー・ブランドが信頼できること」などの出現率が全体平均より10pt以上高く、“安心感"が重要なポイントとなっていることがわかる。
○■使用開始~12カ月目までは、効果を実感する人の割合が順調に増加

また、育毛商品の使用期間と効果実感度の相関をみると、特に使用開始~12カ月目までは経過と比例して効果を実感する人の割合も順調に高まる結果となった。

ただし、「最初に使い始めた際の継続意向期間」と「実際に効果を実感するまでの期間」の間には約1カ月の差があることから、その差を埋めるための施策が重要であるといえる。

そのポイントとして「継続できた理由」をみると、男女ともに「途中でやめると効果が出にくいと説明があった」ことが最も多く、メーカー側からの啓発が重要な施策の1つであるといえる。
○■ブランド認知率・使用経験率・現在使用率は「サクセス」と「リアップ」がトップ2

さらに、育毛商品のブランド認知率・使用経験率・現在使用率をみると、その全てにおいて「サクセス」と「リアップ」がトップ2となった。

このうち「サクセス」はブランド認知者ベースでの現在使用率が3割超えと比較的高く、「コスパ」や「メーカー・ブランドが信頼できる」ことが同ブランドの評価ポイントとなっている。なお、1年後の継続意向が最も高いのは「リアップ」となった。

このほか、抜け毛・薄毛悩みに対する育毛商品以外のケアについてみると、「サプリメント」や「漢方」の摂取率はどちらも、男女両方で年齢が若いほど高くなっている。

○■男性若年層の頭皮・髪専門病院・クリニックの通院割合は4割以上

また、頭皮・髪専門の病院・クリニックに通院している人の割合は全体では1割程度であるものの、男性若年層においては42.1%の人が通院している結果となった。

同レポートでは、育毛商品の使用実態、効果の判断、魅力的な成分、使いたい香りや容器タイプ、さらに今後の商品ニーズなどについて調査。また、性年齢層別に加えて、「自己投資タイプ」「将来不安タイプ」「人生充実タイプ」「年齢相応タイプ」「現状維持タイプ」「惰性的タイプ」の6つのクラスター別に分析している。
○【調査概要】

調査対象者:育毛剤、育毛トニック、育毛ローションなど頭皮に塗布する育毛商品を週に4日以上使用している30~70代の男女1,030名
調査実査日:2025年9月17日~9月18日
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