福間香奈女流六冠のプロ入りを懸けた棋士編入試験は、第1局となる山下数毅四段戦が1月27日(火)に関西将棋会館で行われました。得意のゴキゲン中飛車を用いた福間女流六冠ですがこの日は惜しくも108手で敗北。
注目の五番勝負が開幕
棋士編入試験は新四段5人と対局を行い、3勝を挙げればフリークラスへの編入が認められるもの。初戦の試験官となった山下四段は三段時代に竜王戦本戦に進出したことでも知られる大型新人です。振り駒が行われた本局は福間女流六冠の先手番で先手中飛車対超速の流行形へと進展。経験豊富な展開とあって福間女流六冠はスラスラと指し手を進めます。
左辺で銀交換が行われたのち盤上は模様の取り合いへ。長い中盤戦も予想されましたが、ここで山下四段の積極策が功を奏しました。4筋の歩を突き出したのが筋中の筋ともいえる仕掛けで、素直に応じると拠点攻めが厳しく残るため先手陣はいびつな守備陣形を受け入れるよりありません。以降は山下四段の独擅場となりました。
冴えわたった中飛車破り
山下四段の攻めが冴えわたります。飛車取りを放置して歩を成り捨てたのが自陣の堅さを生かした踏み込みで、飛車を取られてもと金攻めが厳しく十分お釣りがくると見ています。福間女流六冠は苦渋の辛抱で応じますが、直後の飛車ぶつけがピッタリのさばきで居飛車優勢が明らかに。観戦するファンも「試験官の本気度が伝わってくる」と結末を見守ります。
ひと足先に先手陣に食いついた山下四段の寄せは最後まで冷静でした。最後は一間竜の基本の寄せ形が完成して勝負あり。終局時刻は16時16分、受けても一手一手と認めた福間女流六冠の投了で山下四段の勝ちが決まりました。福間女流六冠は「穏やかな順を選んだが駒が引いていく将棋で元気がなかった」と不完全燃焼となった一局を振り返りました。
片山史龍四段との間で指される第2局は2月16日(月)に東京・将棋会館で予定されています。
水留啓(将棋情報局)











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