日本では性格診断の影響で馴染みがある血液型ですが、近年の研究で血液型の分布比率が感染症の流行の影響をうけていることが分かりました。
本記事では血液型が感染症やがん、心血管疾患の起こりやすさやけがの重症化リスクとどのように関係しているのかを解説した『血液型でわかる病気とケガのリスク』(深瀬浩一 著/宝島社 刊)から一部を抜粋して紹介します。
○膵臓がん──21世紀に取り残されたがん
日本人の2人に1人は発病するといわれている「がん」。
かつては「不治の病」として恐れられていましたが、現在は定期的な健康診断による早期発見・早期治療が進み、さらに画期的な治療法が次々と開発されて、がんの生存率は確実に向上しています。
とはいえ、日本人の死因の第1位であり、3人に1人はがんで亡くなっていることを考えれば、依然として恐ろしい病気であることに変わりはありません。
そして驚くべきことに、がんと血液型の間にも、深い関係があると考えられているのです。
○アメリカ発の衝撃的な研究結果
まずはアメリカの国立がん研究所が行った、対象者10万7,000人(男性3万人、女性7万7000人)という、小さな都市の全人口に匹敵するほどの規模で行われた調査を紹介しましょう。
この対象者について、1996年からの10年間、のべ93万人を追跡調査したところ、調査期間中に316人が膵臓(すいぞう)がんにかかったことがわかりました。
その膵臓がんの患者さんの血液型をもとにリスクを計算したところ、非O型(A型・B型・AB型)の人は、O型の人よりも膵臓がんになりやすいことが判明したのです。
具体的な数字を見ると、その差は歴然としています。
A型では1.32倍、AB型で1.51倍、B型では1.72倍も膵臓がんにかかるリスクが高いことがわかりました。
(中略)
○大規模調査でわかった胃がんの血液型傾向**
では、膵臓がん以外のがんでも、血液型でリスクが異なるのでしょうか。
まず胃がんについては、2010年に発表された、スウェーデンとデンマークの合同研究を確認してみましょう。
血液型がわかる両国の献血者データベースと、胃がんになった人がわかるがん患者データベースをマッチングさせたところ、胃がんになるリスクが、A型はO型と比べて1.2倍高いことが示されました。
なお、このデータ解析の対象になったサンプル数は、なんと100万人以上にものぼりました。
これだけ大規模の調査・研究で、はっきりと血液型によるリスクの違いが現れたのですから、今後の研究によっては、より明らかなリスクの違いが判明する可能性があります。
○『血液型でわかる病気とケガのリスク』(深瀬浩一 著/宝島社 刊)
ケガに注意したいのは何型?
O型以外の人はなぜ膵臓がんにかかりやすい?
血液型は占いだけでなく、今は病気やケガのリスクを知る手段としても有効です。本書では、血液型の専門家が最新知見をもとに、目からうろこの血液型の新常識をわかりやすく解説します。
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