アドビは1月28日、Adobe Photoshopに新機能を追加したことを発表した。クリエイティブプロフェッショナル向けに、非破壊編集機能の強化とAI機能の改良を実施した。


今回のアップデートでは、ユーザーからの要望が多かった「明瞭度」「かすみの除去」「粒子」の3つの調整レイヤーについて、正式に一般提供を開始した。

これらの調整レイヤーは非破壊型で、マスク対応のレイヤーベース調整に対応。粒子で画像に立体感を追加したり、かすみの除去で大気の霞を解消・照明バランスを調整したり、明瞭度で被写体をシャープに際立たせたりすることができる。レイヤーのマスク・ブレンド処理を活用すれば、完成作品に対する全面的なコントロールが行える。

ベータ版の新機能「ダイナミックテキスト」も搭載された。テキストレイヤーをワンクリックで円形、アーチ形、湾曲形に変形でき、コマンドを実行して形状を選ぶだけで自動的にテキストを調整・リサイズする。パスに沿ったテキストの作成、移動、微調整を迅速に行える。

Adobe Firefly搭載の「生成塗りつぶし」「生成拡張」「削除ツール」も正式リリースを開始。2K解像度での出力が可能になり、シャープなディティール、ノイズや乱れの少ない高品質な結果が得られる。最新のAdobe Firefly Fill & Expandモデルおよび削除ツール3モデルを搭載し、プロンプトへの忠実度が向上したほか、継ぎ目の不自然さが軽減され、より自然な照明と奥行き表現が可能になった。

生成塗りつぶしの「参照画像」機能も大幅に強化された。生成および合成時に「参照オブジェクト」としてアップロードした画像の特徴をそのまま再現したオブジェクトを出力画像に含められるようになり、より高度なコントロールが可能。
オブジェクトを含む参照画像に対して形状認識処理によって正しく理解したうえで処理が行われ、シーンにより自然になじむ結果を生成する。大きさ、角度、照明、カラー、遠近感も適切に再調整される。

最新のアップデート機能はAdobe Photoshopデスクトップ版で利用できる。Adobe Firefly搭載の「生成塗りつぶし」「生成拡張」「削除ツール」のアップデート機能はAdobe Photoshop web版でも利用可能となっている。
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