「GREEN FUNDING」でクラウドファンディングを募集しているファーウェイ・ジャパンのオープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip 2」の支援受付期間が、当初の2月1日から、2月12日まで延長されました。「想定を上回る大きな反響を得た」ためで、1月10日までに購入手続きを行った支援者には1月31日から商品が順次発送されます。


世界累計400万台以上を販売したイヤーカフ型イヤホンの前モデル「HUAWEI FreeClip」をベースに、装着感・音質・機能性を進化させた、この第2世代モデル。筆者はFreeClipの装着感が気に入り、初代モデルを2025年夏に購入しました。今回、第2世代モデルを短期間お借りしたので、初代モデルとの“体感的な違い”を中心に使用感を紹介します。

第2世代のカフ型オープンイヤホン、進化点は?

FreeClipは耳を挟み込むタイプのカフ型オープンイヤホン。耳穴付近のアコースティックボール、耳を挟むC-bridge、耳裏に着けるコンフォートビーンズという3つの主要パーツで構成されています。

今回登場した第2世代モデル「FreeClip 2」は初代モデルと同じく、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で2月12日まで支援募集を受け付けており、1月30日時点で9,000万円以上の支援を達成。初期の支援者には1月31日から順次、製品が発送される予定です。

○FreeClip(初代)とFreeClip 2の主な違い

本体&ケースが軽量化、耳にフィットする装着感が◎

実際にFreeClip 2を装着したところ、その軽さと耳へのフィット感が印象的でした。初代では、音が出るアコースティックボールと耳穴の位置を合わせるような作業が必要で、装着時に微調整を行う手間がありました。FreeClip 2ではその手間がほぼ不要になり、耳輪を挟み込むだけで自然にフィットするように感じられます。初代と同じく、多少頭を揺らした程度で落ちることはありません。

担当者に話を聞くと、曲げ伸ばしする柔軟性が強化されているため装着感がよくなったと感じられるのでしょう、とのこと。
本体が0.5g軽くなったことが影響してか、初代より軽さの体感も向上しており、長時間装着してもほとんど耳に重みを感じません。

デザインと質感も進化を感じる部分です。ブルーモデルでは、光沢のあるアコースティックボール/コンフォートビーンズとマットなC-bridgeのツートーンが、C-bridgeまで光沢感を持たせていた初代モデル(ベージュ除く)より落ち着いた印象。ケースにはざらついた加工が施され、指紋が付きにくく汚れも拭きやすいなど、日常で気になる部分への配慮が見られます。

音はよりクリアになった印象。騒音環境には不向き

音質面では、初代の“明瞭で心地よい音”という特徴を踏襲しつつ、中高音のクリアさに加えて音全体の厚みや立体感がより自然に感じられました。

FreeClip 2ではアコースティックボールの内部に、新たに独自の高音質デュアル振動板ドライバーを搭載し、音質を改良したといいます。とはいえ初代モデルの音質もよく、劇的な音質革命というより、初代の良さをブラッシュアップした進化という印象です。オフィスや自室など比較的静かな環境では特にサウンドのよさを享受できます。

騒音下での聞き取りやすさについては、改善がうたわれているものの、オープン型という構造上、電車内のような環境では引き続き聞きづらさを感じる場面はありました。なお今回は試せていませんが、FreeClip 2では騒がしい環境に応じた音量で再生する「自動音量調整機能」も搭載しています(「HUAWEI Audio Connect」アプリから試験的な機能をオンにすることで自動適用されます)。

一方で、設定やバッテリー駆動時間など、日常使いする機能に不満はありません。
ペアリングはケースから取り出すだけで自動表示され、タップするだけで接続完了(Androidの場合)。バッテリー駆動時間も長く、約1週間使ったなかで充電ケースが電池切れを起こす場面はありませんでした。ただ、イヤホン収納時はコンフォートビーンズ側を下にする“上下向きの意識”が必要で、初代のように左右の向きだけを気にして放り込めない点は慣れが必要になりそうです。

FreeClip 2は、初代FreeClipのよさを引き継ぎながら、装着性の快適さ・質感・音の厚みを丁寧に磨いた“自然な進化モデル”と感じました。1つ1つの改善は劇的ではありませんが、総合的な使い勝手が1ランク上がっており、初代ユーザーでも乗り換えたくなる完成度に仕上がっていると思います。
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