銀座のクラブに勤務する筆者が「銀座に出没するちょっと残念なおじさん」をご紹介します。

今回ご紹介するのは、「玄関先でゲストを見送るホステス集団に絡む通行人のおじさん」です。

○この時期の「お見送り」はめっちゃ寒いけどそれでも大切

銀座などのクラブでは、お客様を玄関先まで見送るのが一般的です。

お預かりしている上着やお荷物をお客様にお返しする、そして玄関先までお見送りする。ここまでが「おもてなし」です。これはクラブを利用してくださるお客様に対する最大限の敬意と感謝を示す行為です。

クラブは基本的には会員制で、一見さんですと例えどんなにお金を持っていたとしても利用していただけないのが原則。そんな特別な場に通う方々に、より一層の「特別感」を感じていただくためにも、その日お席に着かせていただいたホステス全員でお客様のお見送りをさせていただきます。

ホステスはお客様が安全に、そして気持ちよく帰途につけるよう配慮し、この「お見送り」を大切にしています。

ところが、この真冬にほとんど裸みたいな恰好のホステスが玄関先にズラリと並ぶのですから、その場にたまたま居合わせてしまった通行人の皆さんは少しギョッとしたお顔をなさいます。

そして

「デカいね!」
「何カップ?」

と、ニコニコしているのはだいたい顔の赤いおじさんたちです。
○ギャラなしの立ち話は

先ほど解説した通り、ホステスが最大限の敬意と感謝を示し、お見送りするのは「お客様」です。ただの通行人のおじさんではありません。

「デカいね!」
「何カップ?」

は、当然スルーされます。


ギャラなしの立ち話は1億%お断りでーす。寒いし。

○提供されていないサービスを無償で受けてはいけない

今回は「玄関先でゲストを見送るホステス集団に絡む通行人のおじさん」について解説しました。

ホステスが「おもてなし」するのは、ただの通行人のおじさんではありません。ホステスはホステスです。ボランティアはしませーん。

お話は少し変わるのですが、カフェや居酒屋で働いている女の子に「オレ、何歳に見える?」とかやっちゃってるおじさんも1億%嫌われています。提供されていないサービスを無償で受けようとするのはよしましょう。

おしゃべりがしたいおじさんは素直にキャバクラかスナックにでも行ってください。

みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。
現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら
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