WOWOWとLeminoで放送・配信されるドラマ『北方謙三 水滸伝』(15日スタート、毎週日曜22:00~)のジャパンプレミア舞台あいさつが9日、都内で行われ、主演の織田裕二をはじめ、反町隆史、亀梨和也、満島真之介、波瑠ら主要キャストが登壇した。

作は、北方謙三氏による同名小説『水滸伝』。
シリーズ累計発行部数1,160万部を超える大河小説を原作に、日本ドラマ史上“規格外”のスケールで映像化した本作は、腐敗した権力に抗いながら生きる者たちの姿を、重厚かつエモーショナルな群像劇として描き出す。主人公・宋江役の織田を筆頭に、反町、亀梨、満島、波瑠、玉山鉄二、松雪泰子、佐藤浩市ら、実力派キャストが名を連ねる。

第1話の完成披露上映を前に行われた舞台あいさつには、原作の北方謙三氏、若松節朗監督も登壇。作品にかける思いや、過酷を極めた撮影の舞台裏が語られた。

梁山泊の中心人物を演じた織田と反町。宋江役の織田は「最初は何かの間違いかと思いました。どこかへ行ってしまいそうな役ではなく、ただひたすら心の傷に絆創膏を貼っていく、飛雄馬の姉という気持ちでやりました」と、『巨人の星』の登場人物に例えた独自の表現で役作りを振り返る。さらに、晁蓋役の反町については、「ものすごく大胆なお芝居を突然してきて、一瞬凍りつくことがある。彼にしかできない大胆さと繊細さの両面が、晁蓋の魅力であり、反町晁蓋の魅力だと思いました」と絶賛した。

また、若松監督が2人の関係性について「あまり仲良くないんじゃないんですか? 2人ともカリスマですから」と冗談交じりに指摘すると、亀梨がすかさず「プライベートで一緒に釣りやゴルフに行っているみたいなので、今のは誤情報です」とフォローして会場の笑いを誘った。

亀梨は槍の名手・林冲を演じている。撮影のスケール感を「スタンバイチーム、メイク、美術、エキストラの皆さんが、日が昇る前から何百人も準備していて、やっと撮影にたどり着く日々でした」と回顧。
雪山での撮影にも触れて「7~8分の長回しで、カットがかからず、目標地点を通り越したこともありました。そういう意味では、かなり追い込んでいただいたと思います」と振り返った。

亀梨と組手を交わすシーンを収録した佐藤は「刀を使った立ち回りはこの年でもあるんですが、棒術はなかなかないので難しかったですね。亀梨さんはお若いから動くんですよ。本当に悔しい」と年齢差を実感した模様。これに対し、亀梨は「稽古やリハーサルの時も支えてもらいました。ぶつけて来いと声をかけてもらって、腕にぶつかりに行ったりしました」と撮影を回想し、「浩市さんとは20年前に共演してから関係を続けさせてもらっています。『初めまして』だったら、なかなかいけなかったと思います」と感謝を口にした。

最後には、織田が「本当に大変な作品でしたが、新しい国を作ろうと考えたら、こんなものじゃないんだろうなと思います。皆さんにこの作品を観ていただき、一緒に『北方謙三 水滸伝』を作っていただけたら」と力強く呼びかけ、イベントを締めくくった。
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