現代の日本において「いつまでも美しくありたい」と願うのはもはや女性だけではありません。近年は、40代・50代以上を中心とした「おじさん」世代の間でも美容ブームが急速に拡大しています。


流行り病の影響でオンライン会議が主流になりましたね。会議中の画面に映る自身の姿を見る機会が増えたことで、おじさんたちも肌荒れや老けこみ、毛髪の減り具合などが気になるようになったのだとか。

中高年男性の美容習慣が一般化され、竹野内豊さんや伊藤英明さんのような、いわゆる「イケおじ」と呼ばれる方々が増えるなら、それは我々女性にとっても喜ばしいことですよね。

本記事では、銀座の老舗クラブで多くの男性を見てきた筆者が、身近な実例をもとに「脱毛サロンに通うおじさん」のリアルな実態を覗いていきます。

男性にとっても脱毛はもはやエチケット

男性にとっても脱毛はもはやエチケットです。私の弟2人(20代後半)も脱毛サロンに通っています。

セルフ脱毛サロン「STAR SELF.」の調査によると、女性が男性に脱毛してほしい部位は「ヒゲ」が19.1%と最も多く、次いで「胸」が18.1%、「お腹」が14.5%という結果でした。

ヒゲを脱毛することでお顔の肌がトーンアップしますし、なにより清潔感がアップしますね。若返り効果も期待できそうです。おヒゲの似合うダンディなおじさまも素敵ですが、女子ウケを狙うならヒゲ脱毛一択かも。

また、胸毛だけでなく、いわゆる「ギャランドゥ」が気になる女性も多いようです。

おじさんの関心が最も高いのは「VIO」脱毛

ところが。
私の観測範囲でのお話ですが、どうやらおじさんの関心が最も高いのは「VIO」の脱毛です。VIOとは「デリケートゾーン」の総称で、Vライン(ビキニライン)、Iライン(アソコの周囲)、Oライン(肛門の周囲)を指す言葉です。

最近、おじさんたちの間では、ムレやニオイの軽減、ウォシュレット後の不快感解消の他、介護を見据えた「介護脱毛」の需要が高まっており、私の身近な人の中にも「VIO脱毛をやってきた」と、なぜか少し得意げな顔で教えてくれるおじさんが数名います。

え? そのボサボサの眉毛やモミアゲ、ゆび毛、手の甲の毛をほったらかしにしてVIOの脱毛を? どうして? とクエスチョンマークで頭がいっぱいになります。

ちなみに女性ですと、VIOの脱毛のみを単体でしている人は非常に少数で、VIOとセットで顔や背中、脇、太もも、すねなど全身の脱毛を済ませていることが多いです。

おじさんいわく「介護をされることを見据えて」のVIO脱毛らしいですが、そこまで他者を気遣えるならそのボサボサの眉毛やモミアゲもどうにかしたら良いのに、と思ってしまいます。
「あった方がいい」おじさん VS「ない方がいい」おじさん

さて、アンダーヘアの話題になると必ずと言っていいほど「あった方がいい」「いや、ない方がいい」なんて話になります。良いだの悪いだのと言われているのは私たち女性のアンダーヘアのことで、それについて熱い議論を交わしているのはなぜか当事者ではなくおじさんたちです。

「アソコの毛は成熟した女性のシンボルそのもの」
「男というのはその密林でアドベンチャーしたい生き物」
「むしろボーボーじゃないとイヤ!」

と、熱を込めて語る「あった方がいい」派と、

「いやいや汚いでしょ」
「だらしない感じがしてイヤ」
「ツルツルじゃないとさあ!」

と、こちらも熱を込めて語る「ない方がいい」派ですが。

見ることも、触れることも多分一生ないであろう女のアンダーヘアについてよくここまで熱心にああだこうだ言えるもんだな、と感心してしまいます。

ボーボーでもツルツルでもあんたたちには関係ないでしょ、と。
みんなでキレイになろう

おじさんのヒゲ、胸毛、ギャランドゥをどうにかしてほしいと女性が願っている一方で、おじさんの関心はというと「VIO」に一点集中しがち。
不思議なもんです。

なにはともあれ、おじさんたちにとっても「美容」がより身近なものになりつつあるのは良いことですね。

おじさんの清潔感向上とその維持を切に願います。一緒に頑張りましょう。
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