YouTubeチャンネル登録者240万人を超える人気YouTuber・カジサックこと梶原雄太。『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』(3月27日公開)の登壇イベントで明かされたのは、キングコングの2人にしかわからない“当時の思い”と、それでも変わらなかった絆。
今だからこそ語れた、過去の本音と相方への思いとは。

9日、都内で行われた『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の登壇イベントには、カジサック、MEGUMI、西野亮廣が登壇。

イベントでは、西野が絵を描き始めたきっかけについての話題に。西野は、「25歳のときに、テレビをずっとがんばっていたんですけど、同時に海外のこともちらつき始めて、どこかで非言語のもの、翻訳のハードルが低いものに“船を乗り換えないとそこまで行けない”と意識していたんです」と述懐する。

そんなときに“ある人物”から“ある提案”をされたという。

「そのときにタモリさんから、『お前、絵を描けよ』と言われまして。これは何かのご縁だなと思って」

その当時について、相方の梶原もこう振り返った。

「当時、西野は別に絵を描くのは好きじゃなかったですからね。小さい頃から才能はあって、絵がうまいのは知っていたんですけど、『絵を描くのはめんどくさい』『時間がもったいない』とか言っていた。(西野の)すっごい重たい腰をタモリさんは簡単にあげた」

その後、絵本作家としても注目を集めた相方・西野。その相方の活躍に梶原はどのような感情を抱いていたのか――

「正直、その時期は“遠くに行っちゃうかも”という怖さというか……さっき西野はさらっと、船を乗り換えたと言っていましたが、乗り換えた宣言も受けていないし、僕はまだ一緒の船に乗っている気持ちだった」

「急に楽屋で絵を描きはじめて、横から見たらとんでもない絵を描いている……西野の性格をわかっているから、“なにかすごいことが起きていくんだな”“あれ? 一緒に歩いているやつじゃない”という感覚があったんです。だから、この絵が完成するまでに『はねるのトびら』で結果を残さないといけないと思っていた。
だから喜んでもいないし、悲壮感があった。これは初めて言ったかもしれない」

相方の背中を間近で見てきたからこそ、「自分も何かを残さなければ」というプレッシャーを感じていた梶原。次第にその思いは、焦りにも似た感情へと変わっていったという。
だが今では、YouTuber・カジサックとして240万人以上の登録者を抱える人気クリエイターに。テレビの枠を飛び出し、自らのフィールドを切り拓いてきた。

一方で西野も絵本作家として、そして数々の仕掛けを打ち出す実業家として躍進を続けている。

立つ場所は違えど、それぞれの方法でエンタメの世界を前に進めている2人――その姿には、確かに同じ“船”に乗る者同士の絆がにじんでいた。
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