マイナビは2月16日、「2026年1月度アルバイト平均時給レポート」を発表した。調査は2026年1月1日~1月31日、同社が運営する「マイナビバイト」に掲載された求人広告データを集計した。

○2026年1月の平均時給は1,310円

2026年1月の全国平均時給は1,310円となり、前月と同額で横ばいの推移となった。

職種(大分類)別では、春の就職・進学・転勤など新生活シーズンを控え、荷物の梱包や発送が増加し、繁忙期を迎える「軽作業」が1,273円(前月比15円増、前年同月比54円増)となり、過去最高額を更新した。また、成人式(二十歳の集い)や卒業式に向けた需要が高まる「エステ・理美容(1,185円)」も過去最高額を更新している。

そのほか、前月比は全16職種のうち8職種が増加、8職種が減少。前年同月比は12職種が増加、4職種が減少となった。

また、求人件数では「オフィスワーク」が前月比1.08倍、前年同月比1.25倍で、3月は多くの企業で決算や確定申告などにより繁忙期となる時期であり、4月からの新年度に向けた欠員補充や増員の動きも求人件数の増加に影響していると考えられる。

○エリア別では、「中国・四国」が前月比で最も増加

エリア別平均時給では、「中国・四国」が1,240円となり、前月(1,226円)から14円増加し、もっとも増加額が多かった。次いで増加額が多かったのは「九州・沖縄(1,221円)」で、前月(1,211円)から10円増加した。
一方で、エリア別でもっとも平均時給が高い「関東(1,376円)」ともっとも低い「北海道・東北(1,196円)」では180円の差があり、地域差は依然として課題として残る。

○三大都市圏の平均時給は1,342円

三大都市圏の平均時給は1,342円となり、前月比では1円減少したものの、前年同月比では29円増加した。

年間平均でみると、2022年平均の1,190円から堅調な上昇傾向が続いている。

職種(大分類)別では、「飲食・フード」が1,241円となり、6カ月連続で増加し、過去最高額を更新した。
また「教育(1,516円)」では前年同月比で104円増と、他職種と比較して平均時給の上昇が特に顕著となった。少子化が進む一方で、大学進学率は増加しており、高校受験や中学受験を見据えた動きもみられることが、「教育」の時給上昇に影響していると考えられる。

そのほか、前月比は全16職種のうち7職種が増加、8職種が減少、1職種が横ばい。前年同月比は11職種が増加、5職種が減少となった。

○「長崎県」「沖縄県」に注目

米国メディアで2026年に行くべき旅行先に選出された「長崎県」「沖縄県」に注目。「長崎県」の1月の平均時給は1,236円となり、前月から8円増加、前年同月比では127円増加した。旅行客増加の影響が出やすい「飲食・フード」の平均時給は1,113円、「販売・接客・サービス」は1,075円となった。

また、「沖縄県」の1月の平均時給は1,166円(前月比:16円増、前年同月比:99円増)だった。「飲食・フード」の平均時給は1,083円で、「販売・接客・サービス」は1,116円となった。
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