全国大学生活協同組合連合会は3月1日、受験から入学、新生活準備、在学中の生活実態までをまとめた『大学進学ガイドブック』を発行する。
本冊子は、全国の新入生・保護者を対象に実施し29,473万人から回答を得た「2025年度保護者に聞く新入生調査」および「第61回学生生活実態調査」をもとに制作された。
○大学受験から入学までにかかった費用
受験から入学、新生活準備までにかかる費用は、下宿生が平均2,011,400円、自宅生は平均1,470,600円となり、進学形態や専攻により大きな差が生じている。特に「私立・医歯薬系・下宿生」の場合は平均約2,597,900円と最も高額だった。また、一般受験生の約半数が「入学しなかった大学へも納付金を支払っている」実態も明らかになっている。パソコンを含む教科書・教材費は20万円を超え、大学教育のデジタル化が家計に与える影響も無視できない。
仕送り平均約7.5万円、支出は約13.8万円
下宿生の1カ月の収支は、仕送りが約74,652円。支出合計は約138,020円となっており、差額はアルバイトや奨学金で補われている。下宿生の約74%がアルバイトを実施し、月3万円以上の収入を得ている学生も多数。一方で、朝食を食べない学生が32.7%にのぼるなど、生活リズムや健康面への懸念も浮き彫りとなった。教育費だけでなく、「生活の質」をどう支えるかも重要なテーマとなっている。
○約90%がパソコン必須授業あり
大学におけるICT活用は年々進み、約90%の学生が「パソコンやタブレットを教室に持ち込まないと受けられない授業がある」と回答している。
○奨学金利用率は約37%
学生の奨学金利用率は全体で約37%。下宿生では40%を超え、寮生では50%以上が利用している。給付型と貸与型の併用も増えており、「進学はできても卒業後の返済負担」が社会的議論の対象となっている。
2026大学進学ガイドブックは、高等学校・PTA様・予備校・塾などに限りWEBにて注文が可能(一般の注文は受け付けていない)。詳細は全国大学生協連ホームページで案内している。











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