「お金を使わなくても、お金が減っていく時代」を今の子どもたちは、どう生きていけばいいのか? 『資産7億円の父が子どもに伝えたい本当のお金持ち入門』(上岡正明 著/大和書房 刊)は、YouTubeの登録者数約40万人の経営者兼投資家・上岡正明氏が、次世代の子どもたちに「これだけ」は伝えておきたい「お金の知識と哲学」を伝える一冊です。本書から一部を抜粋して紹介します。
○本当のお金持ちは「FIRE」をゴールにしない
不動産投資や株式投資で資産を築いて、家賃や配当金で暮らしていければ定年なんか待たずに会社を辞めて自由に生きられるんじゃないか?
仕事を辞めればいつでもどこでも遊びに行けるし、海外でも暮らせる。
君たちはそう思うかもしれない。
それは、FIREというライフスタイルを人生のゴールにする考え方だ。
FIREは「Financial Independence,Retire Early」の頭文字を取った言葉で、40歳前後でリタイアし、資産を取り崩して暮らしていくスタイルをいう。
その資産だが、1億円では理想的なFIREはできないようだ。
20~30代で事業売却した人が2億、3億円の資産を築きシンガポールに移住したが、数年で資産を使い果たし帰国した。そんなケースを知っている。それも、レアケースではない。
彼らが資産を失った理由は、FIRE後の再投資に失敗した、浪費癖がそのままだった、そして詐欺にあった、などがある。
ではなぜ、再投資に失敗したり、詐欺にあってしまうのだろう。
それは「資産が枯渇するかもしれない」という不安が根底にあるからだろう。
本当のお金持ちになる準備ができていなかったのだ。
浪費して使い果たしてしまうなんて、まさに準備不足としか言いようがない。
実は、本当のお金持ちは、そうしたリスクやプレッシャーを知っているからFIREなんてしない。
少なくとも、僕の知っている本当のお金持ちは、FIREできるほどの資産があっても、資産の取り崩して生活しない。
何より、本当のお金持ちは働くことに喜びを見出しているからだ。
職種の違いはあれ、他人に喜ばれることに生きがいを感じ、信念を持って仕事に集中して常に上を目指している。
昨日の自分より今日の自分、今日より明日の自分の方が向上したいと思っているから、仕事を辞めてしまうなんて考えない。
労働の対価でさらなる投資をして、むしろ資産を増やしている。
上場企業の経営者などは資産を築いたら、社会貢献に向かって動く人が多い。
彼らにとってのFIREなど、何の喜びもない。何もしないでのんびり暮らすなんて退屈で仕方がないのだ。
○『資産7億円の父が子どもに伝えたい本当のお金持ち入門』(上岡正明 著/大和書房 刊)
人生には、お金よりも大切なことがたくさんある。
しかし、お金より大切なものは、お金がないと守れない。
ただ、私たちは今、「お金を使わなくても、お金が減っていく世界」にいる。
そうした環境でも、何者にも縛られず、幸せに暮らすには?
それには、ちょっとした勇気と戦略がいる。
本書は、自分らしく幸せに生きるための経済的自由を手に入れた人を「お金持ち」と定義し、そんなお金持ちを目指す1冊。
具体的には、資産7億円を築いた経営者兼投資家の上岡氏が、自身が実践してきた「資産形成」のノウハウを自身の子どもに教えていく内容だ。
2部構成に分けて、将来的に収益を生み出す源泉となるスキル、経験、知識といった「無形資産」と、株式投資を中心とした「有形資産」の築き方を解説する。
お金持ちを目指す過程で、
お金があってもお金に振り回される「資本主義の奴隷」にならずに、
お金の不安から自由になった「本当のお金持ち」になるには?
綺麗ごと抜きで、親子で「お金のリテラシー」を高められる1冊。
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