LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は2月19日、「2026年 住みたい街ランキング(中部圏版)」を発表した。2025年1月1日~12月31日、LIFULL HOME'Sに掲載された愛知県、岐阜県、三重県エリアの賃貸物件・購入物件への問合せ数を駅別に集計し、ランキング化した。


借りて住みたい街の部門では、「岐阜」が8年連続で1位を獲得した。岐阜は名古屋まで名鉄線やJR線を利用して最短20分でアクセスできる利便性を持ちながら、賃貸マンションの賃料相場(40㎡換算)が4万6,512円と、名古屋の8万838円と比較して約1.7倍もの開きがある。近年の物価や賃料の高騰を受け、利便性とコストパフォーマンスの両立を求める層が名古屋市内から転居するケースが増えており、駅周辺の充実した生活利便施設や落ち着いた住環境が、若年層からファミリー層まで幅広い支持を集めている。3位の「岡崎」や5位の「豊橋」といった、名古屋市内よりも賃料水準が安価な衛星都市の人気も目立つ。

買って住みたい街の部門においても、「岐阜」が3年連続でトップに輝いた。借りて住みたい街との2冠を3年連続で達成している。単に物件価格の安さだけではなく、駅を起点とした豊富なバス路線や買い物のしやすさ、生活コストの低さなど、街全体の総合的な暮らしやすさが評価されていると言える。

一方で、2位以下の顔ぶれを見ると、「今池」を筆頭にトップ10の多くを名古屋市内の駅が占めた。これは交通や生活の利便性、職住近接のバランスといった生活環境全般を重視し、名古屋市内へ回帰する動きが強まっていることを示唆している。
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