「にゃんにゃんにゃん」の語呂合わせの2月22日「猫の日」。東京・深川ギャザリア前で、複数企業の猫キャラクターが一般の人の前に突然登場するゲリライベントが行われた。

企業の猫キャラクターが連携する取り組み「2026年猫の日企画」の一環で、SNSと現地の両面から猫の日を盛り上げた。

○「猫の日企画」とは?

同企画はりそなホールディングスを中心に、2021年にスタートした。猫の日を「猫の手」で盛り上げようというコンセプトのもと、りそなグループのキャラクター「りそにゃ」が企業の猫キャラクターに声を掛け、「猫の手で猫の日を盛り上げ隊」を結成。以降、企業同士のつながりを通じて連携の輪を広げてきた。開始当初は3キャラクターのみだった本企画は、年々参加企業が増え、今回は11キャラクターが参加する規模となった。

今年の取り組みは主に3つの柱で構成される。1つ目はSNSキャンペーンで、公式Xアカウントのフォロー・リポストによるプレゼント企画などを実施。2つ目は、X上で各キャラクターが他社キャラクターを似顔絵とともに紹介していく「似顔絵リレー」。そして3つ目が、今年初めて行われた現地イベントだ。

猫の日当日に行われた現地イベントでは、企業キャラクターが一般の人の前にゲリラ登場し、グリーティングやイベントを実施。SNS上の企画に加え、実際の場でキャラクターと触れ合える機会を設けることで、話題の広がりを狙った。

企画担当者は「猫の日を盛り上げたいという思いが出発点。
キャラクター同士が集まることで注目が集まり、これまで知らなかったキャラクターを知ってもらえる効果もある」と話す。現地イベントについては「今年は初めて一般の人の前に登場する形にした。今後も広がりを持たせながら続けていければ」と展望を語った。

また、参加企業の第一三共ヘルスケアは「自分たちだけではなかなかできない取り組みで、日々接しているお客さまと新たな接点を作れる貴重な機会と考えています」とコメントした。

参加企業は既存メンバーから別企業へ声を掛ける形で徐々に広がってきたという。SNS上での反響も年々大きくなっており、キャンペーン投稿の“いいね”数は初期の1,111件から、2025年には2万2,133件にまで増加している。企業同士のつながりから生まれた取り組みが、年々規模を広げてきた。
○猫キャラクターが街に登場

イベント当日、りそなホールディングス木場本社前では、企業の猫キャラクターたちが集合し綱引きを実施。その後、深川ギャザリア前の広場へ移動し、一般の人に向けたグリーティングが行われた。

グリーティング会場では、りそにゃをはじめ、ねこいちさん(第一三共ヘルスケア)、クロネコ(ヤマト運輸)、太田胃にゃん(太田胃散)、べるーにゃ(ベルーナ)、ふてニャン(ソフトバンク)、ニャッセイ(日本生命保険相互)、タマ川ヨシ子(ディーエイチシー)、ぼんちネコ(ぼんち)など、業種の異なる企業キャラクターが一堂に会する光景に、通行人が次々と足を止めていた。

猫キャラクターたちが登場すると徐々に人が集まり始め、子どもたちは「かわいい!」と声を上げながら駆け寄りキャラクターとハイタッチを交わしたり、一緒に写真を撮影したりするなど、思い思いに交流を楽しんでいた。親子連れからは「この企業のキャラクターなんですね、知らなかった!」といった声も聞かれ、普段は意識する機会の少ない企業キャラクターに触れる場ともなっていた。


6年目を迎えた本企画は、企業の垣根を越えて猫キャラクターたちが集結する珍しい取り組みとして広がりを見せており、来年以降の展開にも期待が寄せられる。
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