会議などの音声を録音し、生成AIが高精度に文字起こししてくれる「AIボイスレコーダー」。すでに活用している人は「仕事が超はかどる!」「大学の講義もノートを取る手間がなくなった」と便利に感じているのでは?

AIボイスレコーダー、生成AIの隆盛とともにさまざまな製品が登場していますが、腕時計型の「iFLYTEK AI Watch」(以下、AI Watch)がMakuakeに登場。
常に腕に装着しているので録音開始も手探りで迅速にでき、急に会話をメモしたくなった時もサッと録音できるのが便利だと感じました。手に持たずに使えるので、立ち話の際もストレスなく使えるのも好印象です。

円形の文字盤にアナログの針を搭載しており、スマートウォッチくささを抑えているのもポイント。ただ、すでにApple Watchなどのスマートウォッチやお気に入りの腕時計を装着している人は「さらに腕時計を追加するのか…」と悩ましく感じそうです。

手探りで録音を始められ、録音している雰囲気を周囲に与えずに済む

AI Watchを開発したのは、AIボイスレコーダーを手がける中国のiFLYTEK。これまで、タブレット型やICレコーダー型などの製品をリリースしてきましたが、いよいよ腕時計型モデルを投入します。

AI Watchは、円形の文字盤にアナログの針が備わり、質感の高い本革バンドと組み合わされるので、パッと見では普通のアナログ腕時計にしか見えません。しかし、文字盤は円形の表示パネルになっており、右側面のリューズやボタンでさまざまな操作や情報の確認ができます。Apple Watchなどのスマートウォッチとは異なり、パネルのタッチ操作には対応しません。

録音の操作は簡単で、右側面のリューズをダブルクリックするだけ。再びダブルクリックすれば録音が終了します。操作は手探りでできるので、急に記録したくなった時も片手でサッと操作できます。
スマホやICレコーダーで録音するのとは異なり、手がふさがらずに済むので、立ったままノートにメモを取らなければならないシーンでもスマートに使えます。録音しています、という雰囲気を周囲に与えずに済むのも、状況によってはメリットとなるでしょう。

録音終了後、スマホアプリを起動すれば音声が転送され、文字起こしや要約が可能になります。最新の生成AIを駆使することから文字起こしやサマリー、要約の精度はかなり高く、会議や講演会などのまとめが断然はかどると感じました。

音声は最大8m離れた場所の声も収録できるとうたっているだけあり、マイクの性能は高いと感じました。ジャケットを着ていて時計が露出しなくても、問題なく記録できました。総じて、最新AIボイスレコーダーとしての性能は満足といえます。

AIまわりの機能は、Makuakeで購入した場合はフル機能が使えるプレミアムプランが1年間無料で使えますが、2年目以降は年15,500円のサブスクが必要になります。さまざまな制約があるものの、基本機能がひととおり使えるベーシックプランは永年無料で利用できるので、その点は良心的といえます。
愛用の腕時計やスマートウォッチがある人は悩ましい

LINEなどのメッセージ通知やヘルスケアなど、スマートウォッチとしての機能も備えています。しかし、機能は最小限のうえ、リューズの回転が滑らかでないなど、Apple Watchと比べればさすがに見劣りすると感じました。あくまでAI文字起こしがメインと考え、このあたりの付加機能は割り切りが必要でしょう。


AI Watchの一般販売価格は46,300円で、Makuakeでの早割価格は32,790円から。腕時計型ならではのメリットはいろいろあるので、その点を評価できるならば入手する価値はあります。ただ、すでにApple Watchなどのスマートウォッチを愛用している人にとっては、さらに腕時計型デバイスを装着するのか…という点が一番の悩みどころとなりそうです。
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