メルカリは3月2日、フリマアプリ「メルカリ」において「匿名返品機能」の提供を順次開始した。本機能の利用には「メルカリ」アプリを最新バージョンにアップデートする必要がある。


メルカリは2016年より、送り主・受取人の個人情報を互いに開示しない「匿名配送」を提供してきた。その一方で、返品時にはユーザー間で住所などの個人情報を教え合い、かつ返品送料の負担者を取り決める必要があり、課題となっていた。

また、総務省「令和5年通信利用動向調査」によると、インターネット利用者の約7割が何らかの不安を感じており、具体的な不安の内容としては「個人情報や利用履歴の漏洩」が89.4%で最多となっていた。こうした背景を受け、同社は本機能の開発・提供に至ったとしている。

本機能の対象取引は、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便・エコメルカリ便を利用した取引(梱包・配送たのメル便、メルカリShopsは対象外)。取引画面で「匿名返品」を選択すると二次元コードが発行され、ヤマト運輸営業所・セブン‐イレブン・ファミリーマートの窓口で提示することで発送できる。

返品送料は無料(梱包費用などの配送以外の費用はユーザー負担)。本機能により、購入から返品まですべてのステップで、個人情報を開示せずに取引を完結できるようになった。
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