AOKIが運営する「ジャケジョ研究所」は2月26日、「働く女性のキャリアと心理的障壁に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は2025年12月、ジャケットを着用する機会のある20代~50代の女性1,003件を対象に、インターネットで実施した。


これまでのキャリアの中で、「ガラスの天井」を感じたことがあるか尋ねたところ、55.4%が「強く感じる」「時々感じる」と回答した。

仕事において、より大きな役割を担っていきたいと考えている人は全体の56.2%(「とてもそう思う」「ややそう思う」の合計)だった。この意欲が高いほど「ガラスの天井」を感じる傾向が強く、意欲が最も高い層では91.0%がキャリアの壁を実感していることが判明した。

「ガラスの天井」を感じたことがあると回答した人にその具体的な場面を聞くと、「賃金・待遇」(41.4%)が最も多く、「働き方への配慮や支援」(33.2%)、「評価」(29.0%)が続いた。

管理職を目指したい割合は37.2%(「積極的に目指したい」「目指したいが現状ではハードルがある」の合計)に留まった。管理職を考える上での不安として、「責任の重さにプレッシャーを感じる」(27.2%)や、「自分にリーダーとしての適性があるか不安」(22.8%)などの心理的障壁を挙げた人は、全体の58.6%を占めている。

仕事で自信を保ちモチベーションを高めるために、普段からどのような工夫をしているのか尋ねたところ、マインド面では「完璧を求め過ぎず、まず行動する」(31.2%)、「成長を小さなステップで捉える」(24.7%)など、日々の小さな積み重ねで心を整える「セルフケア」を取り入れ、自己肯定感を育む工夫を凝らしていることがわかった。

行動面では「仕事とプライベートの境界線を設計する」(27.3%)や、自分の強み領域のスキルアップを継続する」(20.7%)など、時間効率の工夫や積極的な学習行動をとっていることが明らかになった。

仕事で気持ちを切り替えるための方法として、服装や身だしなみについては、66.9%が「かなり意識している」「ある程度意識している」と答えた。

「ジャケット」がキャリアにおけるさまざま障壁を乗り越え、自信を持って挑戦するための「ツール」になり得ると思うかという問いに対しては、62.8%が「非常にそう思う」「そう思う」と回答した。着用することで得られる実感としては、「気持ちが引き締まる」(34.3%)、「姿勢や所作が整う」(25.3%)などが挙がっている。
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