「原動機付自転車」、略して「原付」と言えば誰でも知っている乗り物です。免許は16歳になれば筆記試験と実技講習だけで取得でき、自動車免許にも付帯されます。
車両価格や燃費、税金などの維持費も安いため、趣味でバイクを楽しむ人以外にも通勤・通学や買い物の足として利用されてきました。

その原付はホンダ・ヤマハ・スズキの3メーカーから販売されていましたが、2025年10月末に生産を終了しています。新車は店頭の在庫だけで、そのほかは中古車しか選択肢がありません。それでは仕事や生活の足として原付を購入したいユーザーが困ってしまうため、2025年4月に追加されたのが「新基準原付」という新しい区分基準です。

前回まで3回にわたり解説した「新基準原付」ですが、最終回はクイズ形式による「新基準原付の理解度チェック」です。(全12問)
問題1:「新基準原付」は原付免許や普通自動車免許で運転することができる

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○答え



従来50ccの「原付一種」に新たに追加された区分なので、原付免許や普通自動車免許で運転することができます。

問題2:「新基準原付」が登場したが、従来の50cc原付に乗り続けられる?

A.届け出をすれば乗り続けてもよい
B.そのまま乗れる
C.廃車にしなければならない

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○答え

B

今までの50ccにはそのまま乗り続けることができます。

問題3:50cc原付の生産が終了した理由は?

A.原付免許制度が撤廃されたため
B.新しい排気ガス規制に対応できなかったため
C.まだ新車で作っているのでいつでも買える

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○答え

B

2025年11月1日施行の「第4次排出ガス規制」への対応が困難だったため、2025年10月31日をもって生産が終了しました。

問題4:「新基準原付」のエンジンの総排気量は?

A. 50cc超、125cc以下
B.110cc
C.125cc以下

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○答え

A

50cc超、125cc以下です。
問題5:「新基準原付」の区分追加により、原付免許で125cc以下のバイクならすべて乗れるようになった

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○答え

×

原付二種に区分されている125ccクラスのバイクは普通自動二輪小型限定以上の免許が必要です。
問題6:「新基準原付」は原付一種でも125ccなので税金や保険料が高い

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○答え

×

軽自動車税や保険料は従来の50ccと同じです。

問題7:「新基準原付」の最高出力は?

A. 5馬力以下
B.出力の規制はない
C.4.0kW以下

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○答え

C

最高出力は4.0kW以下です。

問題8:「新基準原付」で最高出力が4.0kW(約5.4馬力)になったので、それ以上の馬力がある50ccのバイクは原付免許で乗れなくなった

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○答え

×

従来の50ccモデルは今まで通り原付免許で乗ることができます。

問題9:「新基準原付」に乗って遅いと思ったらパワーアップさせてもよい

A. 届け出をすれば可能
B.地域によって対応が異なる
C.出力を上げることはできない

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○答え

C

法律で4.0kW以下と決められているため、出力アップは違法改造になります。
問題10:「新基準原付」は125ccのエンジンなので、運転者が普通自動二輪小型限定以上の免許を持っていれば原付ルールを守らなくてもよい

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○答え

×

従来の50cc原付同様、普通自動二輪小型以上の免許を持っていても原付ルールを守らなければなりません。

問題11:「新基準原付」は原付ルールを守らなければならないが、シートは大きいので二人乗りはしてもよい?

A.ステップなどの乗車装置が必要
B.普通自動二輪小型限定以上の免許所持者なら可能
C.二人乗りはできない

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○答え

C

一種の原付ルールがすべて適用されるので二人乗りも禁止です。
問題12:出力が4.0kW以下の古い125ccバイクは「新基準原付」になるので、原付免許でも乗ることができるようになった

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○答え

×

原付二種として形式認定・登録されていたバイクは、出力に関係なく原付二種のままです。

いかがでしたか?数年前に『原付が絶滅する』という噂が出始めた頃から、『原付免許で125ccも乗れるようになる』、『原付ルールがなくなる』など、さまざまな噂が飛び交ったせいか、勘違いされている方もいるようです。しっかり覚えておきましょう!

津原リョウ 二輪・四輪、IT、家電などの商品企画や広告・デザイン全般に従事するクリエイター。エンジンOHからON/OFFサーキット走行、長距離キャンプツーリングまでバイク遊びは一通り経験し、1950年代のBMWから最新スポーツまで数多く試乗。印象的だったバイクは「MVアグスタ F4」と「Kawasaki KX500」。 この著者の記事一覧はこちら
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