タイミーは2026年3月6日、「子育て世代の女性のキャリアとスポットワークの利用に関する調査」の結果を発表した。調査は2026年2月27日~3月2日、18歳未満の子どもを持ちタイミーで働いたことのある女性87人を対象に、インターネット調査で実施されたもの。


○子育てと仕事を「両立できている」(65.5%)

現在の子育てと仕事の両立状況を聞いたところ、「両立できている」(24.1%)と「やや両立できている」(41.4%)を合わせた「両立できている」(65.5%)となった。一方、「やや両立できていない」(20.7%)、「両立できていない」(13.8%)を合わせた「両立できていない」(34.5%)も一定数見られた。

両立できている理由では「周囲にサポートしてくれる人がおり、子育てと仕事のバランスが取りやすいから」(38.6%)が最多となった。一方、両立できていない理由では「周囲にサポートしてくれる人がおらず、子育てと仕事のバランスが取りづらい」(66.7%)が最多となり、外部サポートの有無が大きく影響していることがわかった。
○66.7%が出産・子育てによるキャリア不安を経験

出産や子育てによって働くことやキャリア形成への不安を感じたことがあるか聞いたところ、「ある」(66.7%)となった。

不安の内容としては、「子どもの体調不良や学校行事などの予定に合わせて働けるか不安」(65.5%)、「子どもの都合で欠勤・遅刻・早退をすることで周囲に迷惑をかけるのではないかという不安」(63.8%)などが上位となり、予期せぬスケジュールの変化への不安が大きいことが明らかになった。
○出産・育児を機に離職は「58.6%」

出産や育児を機に働き方が変わったかを聞いたところ、「仕事を辞めて専業主婦になった」(42.5%)が最多となった。また、「仕事と子育ての両立が難しく、仕事を辞めた」(16.1%)も見られ、合わせて「出産・育児を機に離職」(58.6%)となった。

そのほか、「シフト制のパート・アルバイトに変えた」(27.6%)、「フルタイムから時短勤務に変えた」(21.8%)などの回答も見られ、ライフステージの変化によって働き方の変更を余儀なくされるケースも多いことがわかった。

また、「思い描いていたキャリアの継続が難しくなった」(56.3%)と回答した人も過半数となった。
○スポットワーク利用のきっかけは「収入を増やしたい」

スポットワークを利用したきっかけとしては、「収入源を増やしたいと思ったから」(72.4%)が最多となった。続いて、「子育てをしながら自分のペースで働けると思ったから」(40.2%)、「値上げなどで生活費の負担が増えたから」(36.8%)、「子育てとの両立のため短時間で働ける仕事を探していたから」(33.3%)などが挙げられた。


利用するタイミングとしては、「家族やパートナーが休みの日」(40.2%)、「子どもが幼稚園や保育園に通っている間」(32.2%)、「自身の仕事が休みの日」(31.0%)、「子どもが小学校に通っている間」(29.9%)などとなり、家族の協力や子どもを預けている時間を活用して働く傾向が見られた。
○95.4%が「スポットワークにメリット」

子育てとの両立においてスポットワークにメリットを感じるか聞いたところ、「メリットを感じる」(95.4%)となった。理由としては、「子育てや家事の合間のスキマ時間に働けるため両立しやすい」(79.5%)、「好きな時間や場所で短時間から働ける」(65.1%)が多く挙げられた。

そのほか、「スキマ時間に働けるため働くことを諦めずに継続できる」(42.2%)、「ブランクがあっても気軽に仕事復帰に挑戦できる」(39.8%)、「自分の生活に合わせて働き方を選べる」(37.3%)などの回答も見られた。
○スポットワークで前向きな意識変化も

スポットワークの活用による変化としては、「自身のワークライフバランスが取りやすくなった」(33.3%)、「いろんな両立の仕方があっていいと気軽に考えられるようになった」(32.2%)などが挙げられた。

また、「スポットワークは仕事のブランクから復帰するきっかけとして有効」(77.0%)、「子育て世代にスポットワークを勧めたい」(83.9%)という回答も見られ、スポットワークが子育て世代の女性の社会復帰や社会参画を後押しする働き方として認識されていることが明らかになった。
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