産業技術総合研究所(産総研)は3月13日、耐熱性が課題となっているペロブスカイト太陽電池において、その構成層の1つである「正孔輸送層」に市販の有機材料「2-フェニルピリジン」または「3-フェニルピリジン」を少量導入することで、85℃の高温環境下での2400時間に及ぶ耐熱試験後も初期変換効率を100%維持し、さらに、2025年6月から2026年2月の屋外暴露試験においても初期効率からの効率低下を防ぐことに成功したと発表した。

同成果は、産総研 再生可能エネルギー研究センター ペロブスカイト太陽電池研究チームの神田広之主任研究員、同・村上拓郎研究チーム長らの研究チームによるもの。
詳細は、英科学誌「Nature」系のオンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。

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