KDDIは3月18日、総合職のうち基幹職(非管理職)の社員に対し、0.8万円のベースアップと平均1.0万円の定期昇降給に加え、KDDI版ジョブ型人事制度の評価に応じて平均1.2万円の特別昇給および平均40.8万円 / 年の特別賞与の支給を行うと発表した。これらを合計して、平均で5.1%の賃上げを実施する。


同社は2020年、「プロを創り、育てる」をコンセプトに、KDDI版ジョブ型人事制度を導入した。2025年には高評価者の給与引き上げを重点的に行うため、特別昇給と特別賞与の支給を行った。

今回、特別昇給と特別賞与の対象を、自律的な挑戦を通じて組織に貢献した上位約3割の高評価者に変更し、加算額を2025年度から2.4%増加させる。評価に応じた報酬の濃淡を一層強め、プロ人材への還元を強化し、社員自身の成長や挑戦する風土の醸成を目指す。

新卒初任給についても見直し


同社は2026年4月に入社予定の新卒入社社員の初任給についても、0.8万円のベースアップを行い、31.3万円からとする。特に高い専門性を保有する人材の場合、初任給は最大で37.3万円となる。

2026年卒以降を対象として、「入社コースと学位 / 専攻の合致度」に関する報酬基準を新たに設定。さらに、入社後の業務で発揮し得る「保有スキル・経験」についても併せて報酬に反映させる。

これにより、学生時代の専門的な学びが、初任給に明確に反映される制度設計へと変更する。

さらに、2027年卒以降を対象に、「初期配属領域確約コース」の割合を現在の5割から8割に引き上げる。入社前からプロ人材としての意識醸成を図るとともに、内定時期から入社後まで一人一人が専門性を武器に早期から活躍できる育成環境を整備するとのことだ。
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