マートバンクは3月25日、「夫婦の共同口座と家計の実態調査」の結果を発表した。調査は2026年3月3日~3月5日、配偶者と同居をしている25歳~59歳までの既婚男女441名を対象にインターネットで行われた。

○共同口座を始めるきっかけ

"共同口座"とは、生活費や将来の貯蓄を管理するために、銀行口座、決済アプリ、クレジットカードなどを、夫婦「ふたりで共有」して運用している口座を指す。封筒や共有の財布に「現金」を入れて管理している(共同財布)場合は、今回の調査では共同口座として含まない。

まず、共同口座を持つ夫婦に、共同口座を始めるきっかけを質問したところ、最も多いのは「結婚したため」で50.9%となった。次いで、2位が「将来に向けて効率よく貯蓄・運用したいため」(22.1%)、3位が「出産などで家族構成が変わったため」(21.2%)となった。

○家計のやりくりへの協力度

配偶者は日々の家計のやりくりに対し、協力的かどうかを質問したところ、共同口座を持たない夫婦では「とても協力的」(27.9%)、「やや協力的」(42.9%)と合わせて70.8%が、「家計のやりくりに協力的」と回答した。一方で、共同口座を持つ夫婦では、「とても協力的」(38.3%)、「やや協力的」(46.8%)と合わせて85.1%となっており、共同口座を持つ夫婦の方が、家計のやりくりに対する協力度が14.3ポイント高い傾向がわかった。

配偶者との二人分の月平均貯蓄額


配偶者との二人分の月平均貯蓄額を質問したところ、共同口座を持たない夫婦では平均64,046円だったのに対し、共同口座を持つ夫婦では平均74,555円と、共同口座を持たない夫婦の約1.2倍貯蓄額が多いことがわかった。

また配偶者との二人分の月平均投資額を質問したところ、共同口座を持たない夫婦では平均36,691円だったのに対し、共同口座を持つ夫婦では平均58,497円と、共同口座を持たない夫婦の約1.6倍投資額が多いことがわかった。

○配偶者との二人分の現在の金融資産額

また、配偶者との二人分の現在の金融資産額(預貯金のほか、株式・投資信託・債券・貯蓄型保険などの合計額)を質問したところ、共同口座を持たない夫婦では平均13,655,737円だったのに対し、共同口座を持つ夫婦では平均19,194,767円と、共同口座を持たない夫婦より約550万円金融資産額が多いことがわかった。

○食料品の相場の把握度

妻から見て、「卵1パック、牛乳1本などの日常的に購入する食料品の相場」を夫がどの程度把握しているかを質問したところ、共同口座を持たない妻では、「あまり把握していないと思う」(39.4%)、「全く把握していないと思う」(20.2%)と合わせて59.6%が「(夫は食料品の相場を)把握していないと思う」と回答した。共同口座を持つ妻では、「あまり把握していないと思う」(27.0%)、「全く把握していないと思う」(14.4%)と合わせて41.4%が「(夫は食料品の相場を)把握していないと思う」と回答し、共同口座を持たない妻は、共同口座を持つ妻と比べて夫の相場把握度を18.2ポイント低く評価していることがわかった。
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