lotsful Companyは3月25日、四半期ごとに実施している「副業に関する定点調査」の結果を発表した。調査は2月2日~8日、全国の20~40歳代の会社員667名を対象にインターネットで行われた。


副業の実施率の推移を見ると、直近半年間で副業を「実施した」と回答した人は41.0%と、前年同月比で2.4ポイント増加。今後半年間の副業意向については、「副業を実施するつもり」と回答した人は48.3%と、前回調査(51.8%)からは3.5ポイント減少したものの、前年同月比では横ばいとなっており、引き続き約半数が副業に前向きな姿勢を示している。

続いて、副業を実施する意向がある人にその理由を尋ねたところ、やはり「自由に使えるお金を増やしたい」(44.6%)が断トツのトップに。また、「所属企業が副業を推奨・容認しており副業しやすい」(16.0%)が過去最多を更新しており、企業側の制度整備や風土醸成が進んでいるよう。一方、副業を実施していない理由としては、「本業が忙しい」(24.0%)が引き続き最も多く、時間的制約が副業実施の大きな壁となっていることがわかった。

また、副業経験者を対象に、副業で得た月あたりの平均収入を教えてもらったところ、「30万円以上」の高収入を得ている層が一定数(17.9%)存在する一方で、31.4%が「5万円未満」であり、少額帯が引き続きボリュームゾーンという結果となった。

次に、デスクワークではない「手を動かす仕事」や「現場でリアルな体験ができる仕事」への興味について尋ねたところ、54.4%が「興味がある(とても+やや)」と回答。性年代別では、20代男性が68.8%と最も高く、20代女性でも58.9%と高い水準に。理由を聞くと、「体を動かすことでリフレッシュできそう」(31.2%)が最多となり、次いで「スキルや経験が将来に活きそう」(23.4%)、「成果や手応えを実感しやすそう」(22.8%)が上位にあがった。

また、現場で手を動かす仕事を副業として「ぜひやってみたい」「条件が合えばやってみたい」という人は54.9%と半数を超えた。特に関心が寄せられたのは、「週末ファーマー(農業・収穫サポート)」(27.8%)、「都市型農業・屋上ファーム」(21.8%)、「工房アシスタント(木工/陶芸/革など)」(19.8%)。いずれも、空き時間・限られた時間で関われる点に加え、成果や手応えを実感しやすい仕事であることが人気の背景にあるよう。


さらに、医療・介護、物流、インフラ、生活必需サービスなどの「エッセンシャルワーク」に該当する仕事を副業として経験したことがあるかと聞いたところ、58.3%が「ない」と回答。一方で、「介護職員・ヘルパー」(12.9%)や「物流倉庫・仕分けスタッフ」(7.5%)、「医療・福祉施設のサポートスタッフ」(7.4%)、「ケアマネジャー・相談員」(6.8%)など、41.7%がエッセンシャルワークの副業経験者であることがわかった。
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