コスモエコパワーはこのほど、セゾンテクノロジーとコーポレートPPAを締結した。2026年4月1日から、データセンターで使用する電力に活用する。


○■風力発電由来のグリーン電力利用で再エネ導入率100%達成

今回のPPAは、コスモエコパワーが運営する会津若松ウィンドファームから供給される風力発電由来のグリーン電力が対象。会津若松ウィンドファームは地域と共生しながら風力資源を最大限に活用し、持続可能なクリーン電力を創出している。

PPAは「Power Purchase Agreement」(電力販売契約)の略で、需要家が発電事業者から長期にわたって自然エネルギーの電力を購入する契約だ。バーチャルPPAは、需要家が環境価値のみを購入することから仮想電力購入契約という。

セゾンテクノロジーはこれまで、再生可能エネルギーの導入を進めてきた。データセンターは24時間365日稼働する特性を持つことから、電力消費パターンに適した電源の確保が重要だ。

今回は時間帯分散型の風力発電由来のPPAを活用することで、電力消費パターンとの親和性を高めた。これにより、年間約900トンのCO2排出量を削減できる見込みだ。

また同PPAの締結により、データセンターを含む全拠点で使用する電力の再エネ化が完了し、再生可能エネルギー導入率100%を達成した。

コスモエコパワーはコスモエネルギーグループの一員として、「2050年カーボンネットゼロ」の実現をめざしている。またセゾンテクノロジーも、「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」というミッションのもと、環境負荷の少ないITインフラの構築を推進している。

両社は今後も、再生可能エネルギーの導入拡大を通じて脱炭素社会の実現に貢献するとともに、地域の持続的な発展に寄与していく。

○■発電所概要

発電所の名称:会津若松ウィンドファーム
所在地:福島県会津若松市背あぶり山尾根部
設備能力:16,000kW
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