オーネットは4月8日、「恋愛におけるAI利用に関する実態調査」の結果を発表した。調査は2026年3月11日~3月18日、25~34歳の独身男女436人を対象にインターネットで行われた。

○約3割が恋愛メッセージにAIを利用した経験アリ

独身男女436人に「異性への恋愛メッセージ等でAIを利用した経験がありますか?」と質問した。「利用したことがある」と回答したのは全体28.2%、男性29.7%、女性26.6%という結果で、「利用したことがない」が全体で66.3%、男性66.4%、女性66.2%となった。この結果から、独身男女の約3割が恋愛に関するやりとりにおいて、AIを「利用したことがある」ということが判明した。一方で男女ともに約3分の2にあたる66.3%は、「利用したことがない」という結果となった。

AIが広く普及していく中で、恋愛というシーンにおいても、独身男女の一定数はAIを利用していることがわかる調査結果となった。
○男性は「メッセージ作成」が最多で、女性の約3倍と突出

「利用したことがある」と回答した男女123人に、「どのような場面でAIを利用したか?」と質問したところ、男女で大きく違う結果となった。

まず、男性で最も回答割合が多かったのは「メッセージの作成」で45.6%と約半数近い割合となった。2番目は「返信内容の相談」で35.3%となり、この2つの回答で約8割を占める結果となった。3番目以降に多かった回答は、「告白文章の作成」8.8%、「画像の加工」4.4%、「デートプランの相談」と「お断り文章の相談」が2.9%と続いた。

女性で一番多かった回答は「返信内容の相談」で43.6%で、回答の約4割を占める割合となった。2番目は「メッセージの作成」16.4%、3番目が「告白文章の作成」と「画像の加工」で14.5%、5番目が「デートプランの相談」9.1%、そして「お断り文章の作成」が1.8%と続いた。

この結果から、「メッセージの作成」においては男性の方が圧倒的に多くAIを利用しており、女性の16.4%に対して45.6%と約3倍の利用率があることがわかった。


また、男女ともに回答割合が多かった「返信内容の相談」については、女性の方が利用割合が高い結果となり、スムーズなやり取りを目的に利用していることがうかがえる結果となった。また、利用場面はそれほど多くはないものの、「画像の加工」、「デートプランの相談」、「告白文章の作成」においても、男性より女性の方が利用割合が高い結果となった。
○3人に1人は「相手がAIを使っているかも」と感じた経験アリ

「この人はAIを使っているかも?」と感じた経験の有無について質問した。

最も多かったのは、感じた経験は「ない」で、全体54.1%、男性52.8%、女性55.6%という回答割合となった。

2番目に多かった回答は「たまにある」で、全体で22.2%、男性24.0%、女性20.3%という結果に。そして3番目の「わからない」全体10.3%に続いて、「よくある」が全体で6.7%、男性9.2%、女性20.3%という結果で、「一度だけあった」が全体で6.4%、男性4.8%、女性8.2%となった。そして「その他」0.2%と続いた。

全体の割合をみてみると、「使っているかも?」と感じた経験がある割合は、「よくある」「たまにある」「一度だけあった」をあわせると35.3%という結果であることから、約4割の男女が「この人はAIを使っているかも?」と感じた経験があり、一方で5割は感じた経験が「ない」ということがわかった。
○メッセージがAI作成だった場合「冷める」56.2%

最後の設問で、「恋愛に関するメッセージが、実はAIで作成されていたと知った場合にどう思いますか?」と質問をした。

最も多かったのは「かなり冷める」で、全体で31.4%、男性28.8%、女性34.3%となった。次いで多かった回答は「少し冷める」で、全体で24.8%、男性22.3%、女性27.5%となり、「かなり冷める」と合わせると、全体で56.2%がネガティブな感情になるという事が調査結果からわかった。

このネガティブ感情になるという回答以外では、「わからない」が全体23.2%、男性23.6%、女性22.7%となり、さらには肯定的ともとれる「賢いと思う」が、全体10.1%、男性12.7%、女性7.2%、そして「気にならない」という回答は、全体9.9%、男性11.8%、女性7.7%で、あわせると20.0%からは肯定的ととれる回答結果が得られた。
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