サントリーは、適正飲酒の大切さやお酒の価値・知識を伝える新たな取り組みとして、体験型イベント「ドリンクスマイル大学」を4月10日~12日の3日間、東京・Rand表参道(東京都渋谷区神宮前4-24-3 神宮前コート)で開催する。開催日の前日となる9日には、同イベントを実施するに至った背景が語られた。

○お酒との共生社会を目指して

まず、サントリー コーポレートマネジメント推進部の細川七奈氏から、サントリーが適正飲酒の啓発活動を長年にわたり実施してきた歩みが振り返られた。続けて、「適正飲酒の大切さ」「お酒が本来持っている魅力」を伝えるため、2024年11月から新たな適正飲酒啓発プロジェクトとして“ドリンクスマイル活動”を立ち上げたという。

そして、ドリンクスマイル活動の一環として、お酒との最初の接点が生まれやすい20代をターゲットに据え、適正飲酒やお酒の楽しみ方を体験してもらうため、今回「ドリンクスマイル大学」を開催するに至ったと語った。細川氏は「これからも、ドリンクスマイル活動の名のもとに、お酒との共生社会、お酒の文化と創造の発展に向けた取り組みを進めていきたいと思っています」と締めた。
○お酒の強さを測定するパッチテストを実施

その後、「ドリンクスマイル大学」の“体験授業”が行われた。ドリンクスマイルアンバサダーの熊坂さんが登壇し、最初は「ドリンクスマイル学入門」と題したお酒に関する座学を実施した。

「酔いとは、血液に溶け込んで脳に運ばれたアルコールによって、脳の中枢神経が麻痺することです。お酒を飲みすぎて血中アルコール濃度が高くなるにつれて、この麻痺は大脳新皮質から延髄へと広がっていきます」「(日本人が欧米人と比較してお酒が弱い人の割合が多い理由として)モンゴロイド特有のもので、日本や中国の一部、タイなどのアジアに多く存在しています」と話し、“酔い”のメカニズムや、人種や性別によるお酒の強さの違いなど、お酒に関する幅広い知識をレクチャーしていく。

さらには、「お酒と一緒にお水を飲むことによって、アルコールによる胃への刺激を和らげることができます」「胃の中にあらかじめ食べ物を入れておくことで、胃の中のアルコールの滞留時間が長くなります。小腸での吸収がゆっくりとなり、血中アルコール濃度の急上昇を抑えることができます」「週に2日は休肝日を設けるようにしてください」など、適正飲酒をするうえでのおすすめの飲み方を紹介した。

また、お酒に対する強さを測定する簡易的なパッチテストも行われ、お酒に関する知識だけではなく、自分自身のお酒に対する耐性に触れる機会となった。
○AIによる好みのカクテル診断も

次に「マイカクテル生成学」を実施。
顔や服装を撮影し、お酒の強さや味の好みを入力することで、AIがその人に適したカクテルを診断してくれる。

プロのバーテンダーの指導のもと、シェイカーを使い、診断されたカクテルを実際に作ってみる。ドラマや映画などでリズミカルにシェイカーを振るバーテンダーを何度も見てきたが、実際に振ってみると難しい。

シェイカーを振るごとに中に入っている氷が大きく揺れるため、どうしてもぎこちなくなってしまう。さらには、氷の冷たさが伝わっていくため、振っていくと徐々にシェイカーを持っている手がかじかみ、持ち続けるのがつらくなった。

だからこそ、自作のカクテルの味はひとしおだ。お酒に関する知識に触れ、カクテル作りを実践でき、お酒の魅力を堪能できる時間となった。

500円の「事前予約」(AIカクテル診断/シェイクカクテル1杯/好きなアルコール・ノンアルコール飲料1杯)はすでに定員に達しているが、お酒のおいしい作り方を学べる300円の「当日参加」(好きなアルコール/ノンアルコール飲料2杯)は利用可能とのことだ。
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