昨年4月期ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)、7月期『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)、10月期から2クール連続で『真犯人フラグ』(日本テレビ系)と1年間日曜放送の連続ドラマに出演した佐野勇斗。さらに3月27日(日)放送の『就活タイムカプセル』(TBS系/14時00分放送 ※一部地域を除く)では主演を務めるなど大きな注目を集めています。

3月23日(水)に24歳の誕生日を迎えた佐野に、ドラマやインスタライブのこと、さらに24歳の抱負などを語ってもらいました。(取材・文=山田果奈映/写真=高野広美)

■インスタライブでの“ファンとの交流”が原動力

ーー『真犯人フラグ』はネット上でも大きな話題になりましたが、作品の影響力を感じたことはありますか?

そうですね。多くの方に見ていただいた作品だったので、やはり影響力があるなと感じました。僕のインスタグラムも、これまでの倍くらいの方からフォローしていただけるようになって、本当にうれしいです。

ーー約1年間、日曜放送のドラマにご出演されて、ファンの方の年齢層などにも変化はありましたか?

すごく変化を感じるわけではないのですが、インスタグラムには「子どもと一緒に見てます」みたいなコメントも増えていて、お子さんがいらっしゃる世代の方にも知っていただけているのかなと感じます。

ーーこれまでの活動の中で、ターニングポイントになったな、と思う出来事はありますか?

2年前の自粛期間中に「こういうご時世だからこそ、何かファンの方とコミュニケーションがとれる場所があれば」とインスタライブを始めたのですが、ファンの方と交流できるのがすごく楽しくって。

ーー拝見していますが、ファンの方との距離感もすごく近いですよね。ファンの方との関係で、何か意識していることはありますか?

純粋に僕自身、インスタライブが楽しくてやっているんです。もはや趣味のようなもので、時間があったら「インスタライブやりたいな」って思うくらい。M!LKの活動でも、握手会などでファンの方とお話できるのが好きなんです。

よくご飯をつくりながらインスタライブをするんですけど、料理をするのはサブで、ファンの方と話したいというのがメインなんじゃないかってくらい話してます。僕の中でファンの方は友達みたいな感覚なんですよね。
もちろん皆さんが見てくださるからこそ僕もやる気が出ます。ファンの方々も僕のインスタライブを宣伝してくれて、より輪が広まっているので、今後も続けていきたいですし、ファンの方とのこの関係性を保っていきたいです。

ーー現在とてもお忙しいと思うのですが、佐野さんの「これがあるから頑張れる」と思うモチベーションはなんでしょうか。

インスタライブなんですよね(笑)。ファンの方に「インスタライブがあるから仕事を頑張れる」と言っていただけると、その方に少しでもプラスの影響を与えられてるんだな、と思えるんです。そのことが僕にとっても今頑張れる原動力です。

ーー双方向にモチベーションになっているんですね。とても素敵な関係性だと思います。

そうですね、相乗効果でモチベーションになっています!

ーーお忙しい日々が続いていると思いますが、まとまったお休みがあったら何がしたいですか?

インスタライブですね! もう病気ですよね(笑)。あ、YouTube撮影もしたいです! でもこれも仕事ですね…休みがあっても仕事のことを考えちゃうんですよね。

ーーお仕事脳なんですね?

はい、仕事が好きみたいです(笑)。

■24歳の目標は車の免許取得

ーー佐野さんは今月23日に誕生日を迎えますが、24歳でチャレンジしたいことはありますか?

仕事面では、がっつりと恋愛モノのドラマにチャレンジしたいです。
それと今までブリーチをしたことがほとんどないので、金髪でイメチェンしたりしてみたいです。プライベートでは車の運転免許を取得したいですね。『真犯人フラグ』でも運転するシーンがあったり、『MER』でも大きなトラックを運転していますし、そういう場面の説得力がなくなってしまうので、なんとかしないと。面倒くさがりで家から出たくないというのもあるんですけど、頑張ります!

ーー主演ドラマ『就活タイムカプセル』は就職活動で連戦連敗の主人公が掘り起こしたタイムカプセルに時空を超える力が宿り、10年後の未来の自分と文通ができるようになる就活ヒューマンストーリー。佐野さんは主人公・朝井拓真の現在と未来の姿という1人2役を演じますが、本作の見どころを教えてください。

10年後の自分とやり取りができるファンタジー要素もあるお話です。タイトルから「就活に苦労している人のお話なのかな?」と思うかもしれませんが、人生における幸せとは何か? みたいなものが大きなテーマになっています。

お金を稼いでステータスがあって自慢できる人生が幸せなのか、それとも自分のやりたいことを貫いて、裕福でなくても大切な人と自分の夢に向かって生きることの方が幸せなのか? とか人生の選択を考えるきっかけにもなる作品で、就活生だけではなくて大人の方にも響く内容になっていると思います。

ーー10年後の自分とやり取りができるということですが、佐野さんの10年後はどうなっていると思いますか?

34歳ですよね…そこまで変わっていないかな。僕は頑固なので、考え方もあまり変わらない気がします。容姿含めて14歳の頃からあまり変わっていないんです…ずっと子どもみたいな顔で。でももしかしたらちょっと太ってる可能性もありますね(笑)。


10年後の目標としては、具体的なことで言えば、M!LKでドームツアーをしていたいです。役者やバラエティ、もちろんM!LKでもそうですが、他の誰かにいい影響を与えられる人になっていたいです。

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