BIGLOBEは、11月22日の「いい夫婦の日」を前に、夫婦の関係に関する意識調査を発表した。

■約15%が「理想の夫婦像はない」と回答

 今回「BIGLOBE」が行った意識調査は、全国の20代から50代までの男女1000人を対象に、夫婦の関係に関する意識調査を、アンケート形式で実施したもの。



 調査によると、全国の20代から50代の男女1000人(未婚含む)に、「理想の夫婦像」を質問したところ、「足りないところを補いあえる夫婦」との回答が全体の50.9%で最多、次いで「対等な立場で協力しあっている夫婦」が48.9%という結果となった。一方で15.9%が「理想の夫婦像はない」と回答した。

■夫婦の危機を乗り越えた理由「子どものため」が最多

 さらに、全国の20代から50代の男女1000人のうち、既婚者の516人に「これまでに夫婦の危機(別れようと思った経験)があったか」を質問したところ、全体の43.6%が「あった」と回答。年代が上がると結婚してからの年数も多くなることからその割合は増加し、50代では50.9%と半数を超える結果となった。

 また、夫婦の危機を乗り越えた理由を複数回答で尋ねたところ、「子どものため」が38.7%で最多となった。女性の回答だけを見ると、2番目に多かったものは「経済的な理由で」が31.6%となった。「老後の不安のため」も14.5%あり、金銭的な理由が挙げられている。これは「子どものため」という回答と同じく、「乗り越えた」というよりは「我慢した」と捉える方がよさそうだ。

■既婚者の半数「生まれ変わっても同じ相手と結婚したい」

 また、全国の20代から50代の男女1000人のうち、既婚者の516人に「生まれ変わっても同じ相手と結婚したい」と思うか質問したところ、「そう思う」「ややそう思う」をあわせた回答はちょうど50%となった。ただ、この回答は年代が上がるにつれ「あまりそうは思わない」「そう思わない」の合計が高くなり、50代では54.9%となった。

 一方で、「生まれ変わったら自分だけの人生を生きたい」と回答した人は「そう思う」「ややそう思う」をあわせても20%にとどまった。

■理想の有名人夫婦トップは「唐沢寿明&山口智子」

 全国の20代から50代の男女1000人(未婚含む)に複数回答で理想の有名人夫婦を尋ねたところ、全体では「唐沢寿明&山口智子」の夫婦が20.2%でトップとなった。
年代別では、20~30代は「DAIGO&北川景子」、40代は「唐沢寿明&山口智子」、50代は「三浦友和&山口百恵」が最多となった。三浦夫婦は結婚から40年以上経っているにも関わらず、50代からは未だに圧倒的な支持を受けていることが改めて浮き彫りとなった。

【「夫婦の関係に関する意識調査」概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間: 2022年11月9日(水)~11月10日(木)
調査対象:全国の20代~50代の男女1000人

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