指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ・≠ME(ノットイコールミー)が、4月12日(水)、6枚目となるシングル『天使は何処へ』をリリース。本曲は≠MEの今までにない新しい一面を見せる、ガールクラッシュなダンスナンバーだ。

今回はメンバーの尾木波菜、蟹沢萌子、菅波美玲、鈴木瞳美、冨田菜々風にインタビュー。新曲の聞きどころに加えて、自己紹介ならぬ他己紹介で、メンバーの魅力をたくさん語ってもらった。(取材・文=M.TOKU/写真=松林満美)

■好きな食べ物も! 他己紹介で大盛り上がり

ーー今回クランクイン!トレンド初登場となりますので、まずは≠MEについて簡単に紹介をお願いします。

蟹沢:私たち≠ME(ノイミー)は指原莉乃さんがプロデュースする12人組のアイドルグループです! グループ名には「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という思いが込められています。今年の2月で結成4周年を迎えたのですが、メジャーデビューした2021年からいろいろな曲を歌わせていただく中で、私たちも“ノットイコールミー”な自分に出会ってきました。

――続けて自己紹介を…と思ったのですが、せっかくなので、隣に座っている方の紹介をお願いします!

菅波:わかりました! 私の隣に座っているのは、“もえこ”こと蟹沢萌子です。もえこはノイミーの頼れるリーダーで、みんなのことをまとめてくれています。自分の魅せ方を分かっていて、ダンスも歌のパフォーマンス力も高い! 笑顔がすっごくかわいいですし、声優の仕事もやっていて、いろいろな声を出せるのも魅力。好きな食べ物は蟹沢だけど、サーモンです(笑)。本当にノイミーにいないといけないメンバーですね!

蟹沢:うれしい! 私が紹介するのは“ななか”こと冨田菜々風です。ななかはノイミーの多くの楽曲でセンターを務めています。格好よかったり、かわいかったりといろいろなパフォーマンスができるメンバーで存在感がありますし、ノイミーの青春感は、ななかが担っている部分が大きいです。


一つ前のシングルから髪型をショートヘアにしたのですが、私はロングもショートもどちらも好き! あとは、笑い声が大きい子なので、現場で姿が見えなくてもすぐにどこにいるか分かります(笑)。そんな明るく場を盛り上げてくれる、ななかはクレープが好きです。

冨田:次は私! 私が紹介するのは、“ひぃちゃん”こと鈴木瞳美ちゃんです。私はよく鈴木ちゃんと呼んでいます。

鈴木:“おすず”だよ!

冨田:分かった、分かった(笑)。おすずはですね、愛という名の圧を…?

――もしかして圧という名の愛?

冨田:逆でした(笑)。圧という名の愛でファンの皆さんを虜(とりこ)にするすてきな魅力を持っています。髪さばきがきれいで、どの角度から見てもかわいいんですよ! そしてステージ上でもそうじゃないときでも365日全力でアイドル。アイドルの鑑と言っても過言ではないですね。普段はちょっとツンツンしているんですけど(笑)。キュンとくるような人懐っこい一面も兼ね備えていて、どんどんその魅力に引き込まれていきます。そんなおすずはコーラが大好きです!

――続いて鈴木さんが紹介してくださるメンバーは?

鈴木:私が紹介するのは“おぎはな”こと尾木波菜です。
おうし座のB型で、めちゃくちゃ元気っ子。ノイミー唯一のボブの髪型でヘッドドレスの飾りがすごく似合っています。尾木ちゃんはアニメやアイドルなどにたくさん推しがいて、いつも魅力を語ってくれるんです。あと、尾木ちゃんは鈴木瞳美ちゃんとよく一緒にいて、彼女のことを何でも知っているんですよ!

尾木:あなたのことね。

鈴木:(笑)。あとはファン思い! 尾木ちゃん自身、推しがたくさんいるので、その気持ちを分かっているんです。そして好きな食べ物はのど飴。よく舐めています。

尾木:私が紹介するのは“みれい”こと菅波美玲ちゃんです。肌が白く透き通っていて、顔がきれいでどんな髪型も似合う! 最年長なんですけど、お兄ちゃんがいるから末っ子気質なところがあって、メンバーに甘えてくっついているところをよく見ます。

でも誰かにくっつかれるのはちょっと嫌そう(笑)。そういう気分屋のところも含めて、女の子が好きになっちゃうあざとさがあって、ずる過ぎるくらいかわいい! 人に愛される魅力を持った天性のアイドルですね。
あっ、好きな食べ物はチョコレートです。

■新曲の“推し”ポイントは?

――皆さんの魅力がよく伝わってきました! そんな個性的ですてきなメンバーがそろったノイミー。今回発売された6枚目のシングル『天使は何処へ』の推しポイントについても教えてください!

蟹沢:「葛藤を超えた先の強くなった自分」を表した歌詞に注目してほしいです。この曲を聞いて、例え何か壁にぶち当たっても「私は私でいい」という気持ちを持つことは大事だと感じました。私たち自身も歌いながら、踊りながら自信をもらっているので、聞いている皆さんにも同じように感じていただけるよう、精一杯パフォーマンスしていきます!

菅波:今回の楽曲はダンスにもかなり力を入れました。私は特にサビ終わりの間奏のダンスが本当に大好き、大好き、大好きなんです! みんなの表情もすてきですし、ダンスの迫力がすごい! メンバーみんなで踊っているパートなので、ぜひ注目してください。

冨田:えんび服風のパンツスタイルの衣装は、パフォーマンスのときにバサッと羽ばたく感じに広がるので、見ていて楽しいと思います。あと、振り付けに“天使ポーズ”がたくさん出てくるのでぜひ探してみてください! 落ちサビで私が天使みたいにジャンプしているので、そこにも注目していただけたらうれしいです。

鈴木:MVにも注目してほしいです! 今回ダンスシーンでは2つの衣装を着て撮影させていただいたのですが、それぞれメンバーの踊り方や表情も違うんです。アーティスト写真にもなっている衣装はクールめで束を意識した踊り方、もう一方のストリート系の衣装では、それぞれ個性を出し切ってパフォーマンスしました。こんなに踊ったMVは初めてくらいだと思うので、細かいところまで見てもらえたらと思います!

尾木:私は2サビの振り付けが好きです。自分で踊っていても楽しいのですが、このパートは櫻井ももちゃんの踊り方が特に好きで! 「消費されて」という歌詞の部分は、絶対にももちゃんに注目してほしい(笑)。
まだまだメンバーの魅力的なところがいくつもあるので、いつか語りたいですね。

■メンバー愛が垣間見えた“私は私”トーク

――今回の楽曲は「私は私でいい」という思いを歌っているとのことですが、皆さんが「私らしさはこれだ!」と思う部分は?

尾木:好きなものをストレートに好きと言えたり、なりたいという憧れを言葉にできたりするのが私らしさかな。「こうなりたい」と決めたら、そこに向かって走っていくんです。走りだすと無我夢中で周りが見えなくなってしまうこともありますが、何事も全力で取り組みたくって。多趣味なのもこういう私らしさが影響しているのかなと思います。

鈴木:良くも悪くも、こだわりを貫き通すのが私らしさかも。周りに流されちゃうのがちょっと嫌で、自分の考えは大切にしたいんです。

尾木:自分が欲しいなと思ったものは、周りが何と言おうと絶対に自分の力で手に入れようとする。そんな歌詞と瞳美がリンクしていて…これずっと言いたかった!

鈴木:うれしい! 確かにこの歌詞の主人公と考え方は似ているかも。いろいろと共感しながらパフォーマンスしています。

冨田:自分らしさかぁ…。何だろう。


尾木:まっすぐなところが、ななからしさ。絶対に曲げないじゃん。

冨田:確かに。ノイミーに入る前から「私は絶対にこうなる!」って思い描きながら生きてきました。そしてノイミーに出会って、このグループでの新たな夢ができて…ずっと真っすぐに何かを成し遂げるぞという気持ちでいるのが、私らしさかもしれません。

蟹沢:私は…。

菅波:優しさだよ。全部優しい。あと完璧主義なところもあるよね。

鈴木:他のメンバーのことも考えてくれているのに、もえちゃん自身も「もっとアイドルして頑張らなきゃ」って気持ちでいるのがすごく伝わってくる。私たちから見たら何も欠けていないのに、自分に厳しい。

蟹沢:思うがまま生きていたい、やりたいだけなんだよね。
メンバーのことを知りたい、見ていたいと思うからみんなに声をかけているし、ダンスや歌も、納得いくまでやりたいから。そういう意味では完璧主義っていうのは確かにあるかも。でも、自分らしさって難しいですね。この曲がきっかけで、見つかるかもしれません。

菅波:うーん…自信がないところが私らしさかも。でもそれは出さないようにしているんです。アイドルなので!

蟹沢:こういう謙虚なところもすてきな“らしさ”じゃない?

冨田:真似したくてもできないアイドル性を持っていて、すごいと思う!

――自信がないからこそ、伝えられることもあると思います。それでは最後に、ノイミーの今年の目標を教えてください!

蟹沢:私たちは東京ドームに立つことを目標に掲げて活動しています。この大きな夢をかなえるには、もっと多くの方にノイミーを知っていただき、「最高だよね」と言ってもらえるようにならなければいけません。みんなとの約束を果たせるよう、引き続き頑張っていきます!

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