夏祭りや花火大会で気分をさらに盛り上げてくれるのが“浴衣”。最近の浴衣は、洗濯表示に家庭で洗濯できるマークがついているものが増えているという。

今回は、ライオンが公開した浴衣の洗い方を、おすすめアイテムとともに紹介していく。

■5STEPで完了

 今回ライオンが紹介したのは、型くずれや色あせ効果のあるおしゃれ着用洗剤を使った浴衣のお手入れ方法。

 まずは、洗濯表示で、手持ちの浴衣が家庭で洗えるかを確認することが大切だ。洗濯表示を確認後、浴衣の襟が汗や皮脂で汚れている場合は「アクロン」などのおしゃれ着用洗剤をつけ、キャップの角などで軽くたたき前処理を行う。

 続いて、浴衣を“袖だたみ”して洗濯ネットに入れて洗う。袖だたみは、背縫い部分を折って袖と袖を合わせて折り返し、丈を3つ折りか4つ折りにすれば完成だ。

 たたんだ浴衣を洗濯ネットに入れて洗うのだが、洗濯中の型くずれをおさえるためには、手洗い、ドライ対応、おしゃれ着コースなどの弱水流コースで優しく洗えるコースを使うのがポイント。さらに、洗濯じわを防ぐためには、柔軟剤の使用もおすすめだという。

 洗濯した後の浴衣は、早めに干すことが大切。屋外に干す際はもの干し竿や着物用ハンガーにかけて、形を整え、色あせを防ぐため風通しの良い場所に陰干しを。また、部屋干しの際はハンガーや角ハンガーを使うとコンパクトに干すことができ、さらに扇風機を使うと早く乾くそうだ。

 夏に大活躍する浴衣。
和装を楽しんだ後は、来年に向けてしっかりお手入れすることも忘れずにいてほしい。

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