長崎・佐世保市にある“ハウステンボス”は、ヨーロッパの街並みをテーマとした広大なテーマパーク。四季の花々やイルミネーションを鑑賞したり、さまざまなアクティビティを満喫したりと、1日を通して楽しむことができる施設です。

そんな本施設には、園内各所へのアクセスに秀でている5つの直営ホテルがあります。今回クランクイン!トレンドは、直営ホテル唯一、園内にあるホテル“ホテルアムステルダム”に潜入! クラシカルな館内や「角煮まん」まで食べられる朝食ビュッフェ、思わず感動したサービスなどを紹介します。

■ハウステンボス唯一の園内ホテル

 今回宿泊したホテルアムステルダムは、ハウステンボス内の中心に位置する、テーマパークゾーンに立地する宿泊施設。プロジェクションマッピングや音楽イベントが行われる「アムステルダム広場」が目の前にあり、入国ゲートからは徒歩約15分、パークバスを使えば約5分でアクセスできます。

 本ホテルの魅力は、何よりも立地がよいこと! 遊び疲れたら部屋で休憩できるのはもちろんのこと、「ちょっと着替えたい」「お土産を部屋に置いておきたい」という時に、さっと部屋に戻ることができるのはうれしいポイントです。

 また、開演前&閉園後の園内を散策できるのも、本ホテルの宿泊者だけの特典。日中は人がたくさん居て撮れなかったフォトスポットを巡ったり、イルミネーションを独占したり、特別感あふれる滞在が楽しめるでしょう。

■クラシカルな内装にうっとり

 そんな本ホテルにチェックイン! 館内に1歩足を踏み入れると、まるで教会のようなクラシカルな光景が広がります。

 今回泊まった客室は、ホテルの4階にあるデラックスデザイナールームの「スタンダード」タイプ。こちらは、英国ブランドである「Laura Ashley(ローラアシュレイ)」がプロデュースした「ローラアシュレイフロア」となっており、シモンズ製のツインベッドには花柄のカバー、真っ赤なソファー、木製のクラシカルな家具が並んでおり、入った瞬間から「かわいすぎる…」と、ときめきが止まりません。園内ホテルというと、「ちょっとゆっくりできるビジネスホテルのような空間」をイメージしていたのですが、園内のファンタジーな余韻を部屋の中でも感じられる、想像以上のオシャレな空間はうれしいサプライズでした。

 また、窓を開けると、目の前には、シーズンごとに異なる3Dマッピングショーが行われるスタッドハウスが! 夜には部屋の中からイルミネーションを楽しむことができます。
こちらでは、冬のクリスマスシーズンになると、ゴスペルショーが行われるため、人込みや寒さが苦手な人は、お部屋の中から楽しんでもよいかもしれません。

 そして、さらに驚いたのがバスルームのアメニティー! シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、持ち帰り可能なボディーローションは「ローラ アシュレイ」、クレンジングオイルや化粧水は「ムーンパール(ミキモトコスメティックス)」のトライアルセットが用意されています。中でも「ムーンパール」のアイテムに関しては、フルサイズだと1個1万円を超えるものもあり、気軽に楽しめる喜びがすごかったです。肌も喜んでました。

■長崎名物が並ぶ朝食ビュッフェ

 それから、見逃せないのは朝食ブッフェ! 眼前にアムステルダム広場が広がるオールデイダイニングでは、長崎銘柄豚の厚切りハム、近海の魚を使ったストロー付きのかまぼこ「川内すぼ」や、つややかな県産米の炊きたてごはんなど、長崎をぐるりと旅するようなメニューが並びます。

 さらに、長崎県産牛すじ肉を煮込んだホテル特製の黒カレー、焼あごの風味をきかせた薫り豊かなだし味わう特製茶漬け、旨み際立つ「そのぎ茶」や長崎県産みかんジュースなどご当地ものも並ぶドリンクバー、離乳食なども用意。子どもから大人まで大満足の心弾むモーニングを堪能できますよ。

 このほかにも、先行入園ができたり、翌日1DAYパスポートやハウステンボス温泉の利用券がもらえたり、ホテルヨーロッパラウンジで繰り広げられる贅沢な演奏会に参加できたりと、宿泊者限定の特典が盛りだくさん! ハウステンボス唯一の園内ホテル“アムステルダム”は、立地のよさだけでなく、空間そのものが素晴らしいホテルでした。

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