今年3月に発表された「第16回 みんなで選ぶ 温泉大賞」。東日本1位は16年連続「草津温泉」、西日本1位には9年連続で「別府温泉郷」が選ばれた。
■温泉ジャーナリストが注目の「ぬる湯」を紹介!
今回紹介するのは、温泉や旅行のスペシャリストである温泉賢人が偏愛する温泉宿リストから「美人のぬる湯」と「ただモノじゃない オールインクルーシブ宿」。
最初に紹介するのは、熱くもなく冷たくもない絶妙な心地よさで注目されている「美人のぬる湯」。これまで国内外3600湯以上の温泉に入ってきた温泉ジャーナリストの植竹深雪が、今まで行ってよかったぬる湯の温泉宿7選を厳選した。
その中でも特におすすめしたいのは、徳島の秘境にある「和の宿 ホテル祖谷温泉(祖谷温泉)」。名物は、宿のケーブルカーで谷底まで降りないと入れない露天風呂。源泉かけ流しの湯は、ぬるめでじっくり浸かるのにぴったりだ。若返りの湯とも呼ばれている祖谷温泉を、四季折々の美しい渓谷を眺めながら楽しむことができる。
そのほか、おひとりさま向けのぬる湯宿や昔ながらの湯治場の雰囲気を楽しめる宿なども紹介。身体を優しく包み込み、泉質を肌で感じながら長時間ゆったり浸かれる「美人のぬる湯」は、これからの季節にもぴったりなのでこの機会にぜひチェックしてみてほしい。
■魅力的なサービスを予算内で楽しめるオールインクルーシブ宿
次は、宿泊費に食事やアクティビティなどが含まれるオールインクルーシブ宿と、オールインクルーシブではなくとも、宿泊中にすごいサービスを提供している“ただモノじゃない”サービスを提供する宿を、温泉賢人&温泉偏愛賢人とBIGLOBE編集部が厳選。
温泉偏愛賢人・まろがおすすめするのは、日本の伝統建築にモダンさが調和した有形文化財の宿「おちあいろう(天城温泉郷)」。創業家の住まいだった築90年の建物が、往時の趣を残しながらリノベーションされており、まろは「お宿の生い立ちや建物についてスタッフさんが説明してくれるツアーに参加したら、歴史への理解も深まりました」とコメント。源泉掛け流しの温泉、旬の素材を活かした月替わりの会席料理等を贅沢に堪能することができる。
BIGLOBE編集部は、東京から2時間半で行くことができる「THE KEY HIGHLAND NASU(那須温泉)」をおすすめとして紹介。森と一体化した露天風呂やロウリュサウナを備える「森のスパ」、ナイトプールも楽しめる全天候型クア施設「クアガーデン」などの施設が充実しているほか、サイクリング、ヨガ、天体観測、カラオケなど追加料金なしのアクティビティも豊富。食事も、鉄板グリルディナー、特製サンドイッチの朝食、濃厚ソフトクリームなど、滞在中は時間が足りないほどの充実した体験を楽しめる。
そのほかにも、美食のオールインクルーシブステイを楽しむことができる宿や、愛犬の食事も含まれるオールインクルーシブ宿、親子で楽しめる全天候型アクティビティ施設完備の本格リゾート施設など、全10選を紹介。自分へのご褒美にもぴったりなので、この機会にチェックしてみてはいかがだろうか。