7月期の火ドラ★イレブン(カンテレ・フジテレビ系)にて、ドラマ『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』が現在放送中。
■「自然とやったことがかわいい」を目指して
――タイトルにもなっている“かわいすぎて”という言葉がついた真中北というキャラクターを演じることへの率直なお気持ちを教えてください。
岩瀬:お芝居する際にはなるべく自分が思うかわいさみたいなものを表現しようと努力しています。原作がある作品なので、いわゆるかわいいの教科書はあるのですが、スタッフさんや監督、共演者の方々から「今のお芝居、すごいかわいいね!」って言われることも多くて、そう言っていただける度に「北くんってかわいいんだ」「今の自分かわいかったんだ」というのを実感しています。
――周りから言われて初めて「かわいい」が完成するんですね。
岩瀬:そもそもかわいいって狙ってやるもんじゃないと思うんです。自分が「かわいい」と思ってかわいい行動に持っていくのは違うなと思うので、お芝居中でも「これやったらかわいいだろうなぁ」ではなく、自然とやったことがかわいかったっていうのがベストだと思って演じています。
――ちなみに「かっこいい」だったらどんな人を思い浮かべますか?
岩瀬:やっぱり紳士的な人だと思います。「礼節が人を作る」っていう言葉がすごくいいなと思っていて、それがしっかりできている人は、やっぱりかっこいいし魅力的だなと思います。だからこそ、僕は何歳になっても優しい人でありたいなと思っていますね。
――芸能界入りしてから3年。お仕事に対しての考え方は変わりましたか?
■「ハングリー精神を忘れずに」
岩瀬:お芝居に対して楽しいなって思えるようになったのは、つい最近なんです。それまでは、周りのプロフェッショナルの方たちに、必死にしがみついてる感じがありました。「どうにかして、ついていかなきゃ!」みたいな意識だったのが、最近は、ようやく環境に慣れて、お芝居に対しての視野が広がったなと感じました。冷静になって、視野を広くして見ることができるようになったことで、自分に対しても「今いい芝居ができたな」って思える時もありますし「すごい楽しいな! 気持ちいいな」って感じられる瞬間も出てきました。一方で、モデルのお仕事は、最初から好きでした。ただ、お芝居と同じでいろんな表情を体で表現することに慣れてきて「体に染み込んでいってるな」と実感することは前よりも増えました。
――今、お芝居に対して目標だと思っていることはなんでしょうか?
岩瀬:正直満たされることはないなと思っています。どう頑張っても「足りない」って自分では感じてしまうんです。でもそれでいいんだとも思っています。
火ドラ★イレブン『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』は、カンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜23時放送。