秋の風物詩と言っても過言ではない“月見ブーム”に、「くら寿司」が今年まさかの“ハンバーガー”で参戦。回転寿司チェーンがハンバーガーを提供する意外なアイデアはSNSを中心に話題を集め、「くら寿司」の公式Xでは「寿司屋なのにバーガー?」「ちょっと気になる」「食べてみたい」などのコメントが集まっています。

今回クランクイン!トレンドは、そんな注目の一品を実食。気になる味をレポートします。

■タルタルの一工夫がうれしい

 9月5日(金)~10月13日(月)の期間限定で販売される「【無添】くら月見バーガー」は、ふわふわのバンズに、肉の旨みたっぷりのハンバーグをはじめ、ベーコン、目玉焼き風オムレツ、ケチャップ入りタルタルソースを挟んだ一品。包みを開けると、ふっくら丸いハンバーガーがお目見え。満月のようにキレイなまんまるの見た目は、写真を撮りたくなるかわいさです。

 さっそく食べてみると、黄身ソースが口の中にとろ~りあふれ出てきておいしい! パンのほんのり感じる甘みとハンバーグやベーコンの塩味も相性抜群でやみつきになる味わいでした。

 また、ケチャップ入りタルタルソースの酸味が後味をスッキリまとめてくれるので、ボリューム満点でありながらペロリと完食。お寿司5皿とラーメン1杯を試食させてもらった後でしたが、最後までおいしく食べることができました。

 このほか、「くら寿司」の月見メニューには「月見ハンバーグ」と「月見ケーキ」がラインナップ。まだまだ暑い日が続きますが、月見にまつわる新商品で秋の訪れを感じてみるのはいかがでしょう。

■かにを使った濃厚ラーメンも登場

 また同期間では、「らーめん香澄」や「ラーメンステーション」と3社で開発した「かに白湯らーめん」や3年をかけて開発された「【讃岐】釜揚げうどん」の販売に加えて、「ふり塩熟成中とろ」や「ふり塩熟成大とろ(一貫)」などの商品が登場する「とろと北海」フェアの開催がスタート。

 筆者イチオシの「かに白湯らーめん」は、まず、かにがドンと乗ったビジュアルにびっくり! かにの旨みが詰まった濃厚なスープとプリプリの麺を絡ませて一気にすすれば、口の中いっぱいにかにの香りが広がります。
1杯680円と「くら寿司」の麺メニューとしては少しお高めとのことですが、かにの旨みと香りを存分に味わえるので、個人的に満足感の高い仕上がりでした。

 それから、ふり塩熟成でマグロの旨みが引き出された「ふり塩熟成中とろ」や、マグロからわずか5%ほどしか取れない最高級部位を使用した「ふり塩熟成大とろ(一貫)」は、「とろと北海」フェアで特にオススメの寿司ネタ。食べた瞬間に口の中でとろけるような贅沢感がたまりません。

 そのほか、タコの甘みと濃厚なウニの組み合わせがクセになる「北海たこうに」、食べ応えのあるローストビーフに特製トリュフソースをかけた「北海道牛ローストビーフ 黒トリュフソース(一貫)」、甘くてきめ細かな身のふわとろ食感にはまる「とろける煮穴子天(一貫)」も「とろと北海」フェアならではの味わいで必見。

 口の中でとろける絶品の寿司やこだわりのサイドメニューで、食欲の秋を満喫してみては?

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