長崎・佐世保市にあるテーマパーク“ハウステンボス”は、9月12日(金)から、超絶景ライドアトラクション「AIR CRUISE the RIDE (エアクルーズ・ザ・ライド)」をオープン。地球上の美しい大絶景を身体1つで飛び回るような“空の旅”が楽しめる本アトラクションを今回クランクイン!トレンドが体験してきたのでレポートする。
■高所恐怖症の人は注意
今回体験した「AIR CRUISE the RIDE (エアクルーズ・ザ・ライド)」は、視界全体に広がる巨大なドーム型のスクリーンに導入された8K LEDが描く地球上の美しい大絶景を、最新鋭のライドモーションのもとゲストが飛び回る没入体験型アトラクション。
映像にシンクロして浮遊感を実現させるライドモーションと風や香り、水しぶきなど五感に響くエフェクトによって、実際に空を飛んでいるかのような気分を味わうことができる。
さっそく館内へ入ると、まずは絶景を収めたアートコレクションや資料がずらりと並ぶ美術館のような部屋へ。広大な草原や砂漠、青く澄み渡る海など、地球上の絶景が写し出された様子は圧巻だ。エアクルーズに特別に招待されたゲストは、そんなアートコレクションの中に入り、絶景の世界を飛び回るフライトツアーに参加できるという。
地球上の大自然を記録したいくつもの資料を見ながら進むと、いよいよ搭乗へ。アトラクション内に完備されたロッカーに荷物を預けて、ゲストは「エアクルーザー」に乗り込む。この「エアクルーザー」は、上下左右前後のアクロバティックな動きが搭載された最新鋭のライドモーションとなっており、滑らかな動きとスリリングな浮遊感で、身体全体を空の旅へと引き込んでいく。
準備が完了すると、なんと座席が180度横に回転。徐々に巨大なスクリーンが視界に入ってくる動きに期待が高まる。そしていよいよテイクオフ! 座席が上昇していくなか、まずは青々とした地球と無数の星が瞬く宇宙の映像が目の前に広がる。LED数8454万個を使用し、フルHDの約19倍という驚異的な解像度を誇る8K LED、そしてプロジェクターでは表現が難しい“黒の深さ”や“明るさとのメリハリ”を圧倒的な精度で表現するLEDスクリーンによる映像美は圧巻で、ゲストからは「すごい」「美しい…」「おぉ~」と感動する声があふれ出ていた。
フルスクリーンの映像に合わせて動く座席は、絶景を見逃さないようにと上下左右に傾き、ゲストの目線を誘導していく。部分的に、空高くから地上を覗くようなシーンもあったため、高所恐怖症の人は注意してほしい。
さらに、広大な草原のシーンで漂う草の香りや、迫力あふれる滝の前で降り注ぐミストなど、エフェクトの数々に五感を刺激され、気づけば本当に空を飛んでいるような気分で、壮大なフライトツアーを満喫していた。
空を飛んでみたい…誰もが一度は夢見るであろう非日常体験を味わえる「AIR CRUISE the RIDE (エアクルーズ・ザ・ライド)」で、世界中の絶景を空から眺めるのはいかがだろう。