東京ディズニーシーは、9月17日(水)か11月2日(日)までの期間限定で、映画『リメンバー・ミー』の世界をテーマとした「ラソス・デ・ラ・ファミリア」を初開催。期間中、パーク内のエリア「ロストリバーデルタ」は、アトモスフィア・エンターテイメントや、スペシャルメニュー、デコレーションが登場し、『リメンバー・ミー』色に染まる。



■生歌&生演奏が心に響く

 秋の「ロストリバーデルタ」は、映画の物語の核でもあるメキシコの伝統文化「ディア・デ・ロス・ムエルトス」(スペイン語で「死者の日」の意)をモチーフに色鮮やかで温かみあふれる世界が広がる。

 「ロストリバーデルタ」に架かる橋“プエンテ・ブエナ・ヴィスタ”周辺には、カラフルなガイコツや、魂を導く花とされるマリーゴールドの花々が美しく飾られ、『リメンバー・ミー』の世界の雰囲気を楽しむことができる。

 9月16日(火)から9月30日(火)までと10月16日(木)から10月31日(金)まで、パークでは全身仮装がOKなため、早速ミゲルやエルネスト・デラクルスのコスプレをした人が撮影を楽しむ様子も見受けられた。

 また、“プエンテ・ブエナ・ヴィスタ”周辺では、愉快なファミリーが陽気なマリアッチと華やかなダンスを披露するアトモスフィア・エンターテイメントを公演。「ディア・デ・ロス・ムエルトス」をゲストと一緒にお祝いする。

 陽気なファミリーたちは、ラテン調の明るい楽曲を生歌&生演奏で披露。ゲストとコール&レスポンスする場面もあり、大きな盛り上がりを見せた。さらに「リメンバー・ミー」の途中では、ミゲルも飛び入り参加! 続けて「ウン・ポコ・ロコ」も披露し、辺り一帯はポジティブなムードに包まれた。事前に時間や場所を告知しないエンターテインメントなので、出会えたらラッキーだ。

 さらに、レストラン「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」では、『リメンバー・ミー』に出てくるマリー ゴールドをイメージしたスペシャルメニューが登場。

 シーフードサルサソースのライスボウルとドリンクがセットになった「スペシャルセット」や、オレンジピールが香るブリオッシュ「パン・デ・ムエルト(オレンジ入り)」、華やかな「『リメンバー・ミー』ドリンク(オレンジ&マンダリンオレンジ)」がラインナップとなっている。

 それから“プエンテ・ブエナ・ヴィスタ”周辺のキャストに声をかけると「ディア・デ・ロス・ムエルトス」を紹介するリーフレットをもらうことも可能。
リーフレットの裏面はカラベラ(ガイコツ)風のお面のようになっており、カラベラになりきることができる。

 『リメンバー・ミー』の米公開から今年で8年。いつまでも語り継がれていく音楽の尊さを、今秋の東京ディズニーシーで改めて実感できるはずだ。

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