東京ディズニーリゾートは、9月17日(水)から10月31日(金)までの期間限定で、スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催。期間中は、ハロウィーンの雰囲気をさらに盛り上げる、さまざまなスペシャルメニューも販売されている。

毎年、味はもちろん見た目にもこだわったハロウィーンメニューが提供されるが、なかでも今年はボリューム満点のメニューが特に絶品だった。

■黒いソースの正体は?

 まずは、東京ディズニーランドのスペシャルメニューからチェック! 個人的イチオシは、ディズニー映画『101匹わんちゃん』に登場するクルエラ・ド・ビルをイメージしたホットドッグ。単品は700円、ドリンク付きのスペシャルセットは1240円、さらにセット価格にプラス340円でソフトドリンクを期間限定のスペシャルドリンクに変更することが可能な一品だ(いずれも価格は税込み)。

 ハロウィーンのコスチュームをまとったミッキーマウスたちがかわいらしいパッケージをさっそく開けてみると、赤いパンではさんだソーセージの上に黒と白のソースをたっぷりかけた食欲をそそるビジュアルが登場。インパクト抜群な黒いソースの正体は、甘めのミートソース。一口食べると、ふわふわのパンとジューシーなソーセージの間違いないおいしさに加えて、白いチーズソースと黒いミートソースの濃厚な味わいが口の中いっぱいに広がっておいしい。ソースがこぼれやすいので、食べる時はパッケージを持って食べると安心だ。

 また、ハロウィーンらしい色合いが妖しさ満点なスペシャルドリンクは、コーヒーゼリー入りのパンプキンミルクの上に紫イモソースをかけ、フリーズドライのいちごをトッピングした、まるでスイーツを飲んでいるような気分になる新感覚の一杯。やみつきになる味わいは、カップに描かれたマレフィセントたちヴィランズのように不思議と引き寄せられる魅力がある。

 それから、パンプキンソフトクリーム、パンプキンチュロス、キャラメルポップコーンを一度に味わえる食べ応えたっぷりの「ハロウィーンサンデー(パンプキンソフトクリーム&チュロス)」はデザートにもぴったり。濃厚なパンプキンソフトクリームをチュロスにディップしたりそのまま食べたり、自分好みの食べ方を探してみるのも楽しい。

■歩き疲れた体に沁みるおいしさ

 続いては東京ディズニーシーへ! アラビアンコーストに位置する「カスバ・フードコート」では、ディズニー映画『アラジン』のジャファーをイメージしたフード&ドリンクを提供している。
「スペシャルビーフカリー、タンドーリチキン添え(辛口)」の竹炭を使った黒いルーは舌がピリリとしびれる気持ちいい辛さ。ビーフとタンドリーチキンの2種類の肉を食べられるのが魅力で、真ん中にのったゴロゴロポテトの食感も楽しいボリュームの一皿は最高!

 また、ジャファーの持っている杖をデザインしたトッピングが映える「スパークリングゼリードリンク(コカ・コーラ&ストロベリー)」は、ストロベリーのダイスとゼリーを合わせたコカ・コーラのシュワシュワとした炭酸がたくさん歩いた体に沁みわたる。ストロベリーのすっきりとした甘さはカレーとも相性抜群だ。

■映画『リメンバー・ミー』の世界がテーマ

 ちなみに東京ディズニーシーでは、9月17日(水)か11月2日(日)までの期間限定で、映画『リメンバー・ミー』の世界をテーマとした「ラソス・デ・ラ・ファミリア」を初開催。「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」ではメキシコの伝統行事「ディア・デ・ロス・ムエルトス」 (スペイン語で「死者の日」の意)をイメージしたスペシャルセットやブリオッシュ、そしてマリーゴールドをイメージしたスペシャルドリンクを販売している。

 ふわふわの生地の中に爽やかなオレンジピールが練り込まれた「パン・デ・ムエルト(オレンジ入り)」やオレンジとマンダリンオレンジの華やかな香りが鼻を抜ける「『リメンバー・ミー』ドリンク(オレンジ&マンダリンオレンジ)」がそろう中、特にオススメの「シーフードサルサソースのライスボウル」は、サーモン、骨付きソーセージ、チーズ、野菜がゴロゴロ入った贅沢な一品。ガイコツをかたどったトルティーヤが雰囲気を高め、「ディズニー・ハロウィーン」とはまた違う世界観が楽しめるだろう。

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