畑芽育×大橋和也がW主演を務める“うぶキュン”ラブコメディ『君がトクベツ』(MBS・TBS系/毎週火曜1時28分)。9月23日(火)に放送された第2話は、さほ子(畑芽育)と皇太(大橋和也)がまさかの同居生活! 皇太が“恋をしない”と決めている理由も明らかになった。
■「桐ヶ谷皇太さん、す…大好き!」
さほ子に告白された皇太は、「俺、特別な相手は作らないって決めてるから」と拒絶の言葉を口にする。いつも明るくてフレンドリーな皇太に、「頑張るのはさほ子ちゃんの勝手だけど、俺は変わらないし、気持ちを知った以上、さほ子ちゃんとはもう関わらない。ごめんね」と冷たく言われたら…。もちろん傷つきはするだろうが、垣間見えた“闇”にギャップを感じて、余計に沼ってしまう気がする。
皇太が“恋をしない”と決めた理由は、幼なじみの玲衣(星野夢奈)の死にあった。同じマンションで育ち、皇太の母親が亡くなったときもずっとそばで支えてくれていた玲衣。しかし、玲衣が自分に恋愛感情を持っていると知った皇太は、彼女を遠ざけた。LiKE LEGENDのメンバーとしてスターの道を駆け上がる皇太にとって、玲衣からの「皇太は1人じゃないからな」というメッセージが心の支えになったことは間違いないのだが、“どうしていいか分からなかった”のだ。
そして、玲衣が交通事故で亡くなってしまい、皇太は「かけがえのない人を無視し続け、裏切ってしまった」と罪悪感を抱き続けている。だから、特別な相手を作ることを拒み、恋愛から距離を置くようになってしまったのだ。
実際には事故死であったにも関わらず、真実が歪められ、玲衣との関係までもが“誰かが勝手に作ったストーリー”として消費されてしまったのだ。人気アイドルであるがゆえにプライベートすらも脚色されてしまう…。「アイドルって大変だな」と思わずにはいられない出来事が描かれることで、皇太が抱える切なさとリアリティが一層際立っていた。
■グループの垣根を超えた夢の合同ユニット
週刊誌の記事により、皇太は無期限の活動休止に。マスコミにも追われ、途方に暮れる皇太を、叶翔(木村慧人)が“避難場所”に連れ出したのだが、そこはなんと、さほ子の家だった! 告白を断られたばかりのさほ子の気持ちを考えたら、あまりにも過酷な状況だろう。好きな人に冷たく突き放された直後なのに、その相手と同居しなければならないなんて…。
ただ、この同居生活で、皇太はさほ子に“キラキラしていない一面”を見せていく。「俺がまじであの記事のような奴だったらどうする?」「さほ子ちゃんは俺のいいとこしか見てないけど、本当は酷いやつかもよ?」などと試すように問いかけても、さほ子の気持ちは揺るがない。
「そんなはずないじゃないですか。あんな記事、わたしは信じません。あなたがまわりの人を大事にしないはずがないです!」。
再始動したLiKE LEGENDの「YOU ARE SPECiAL」のパフォーマンスには、SNS上で「大好きユアスペ」「ライクレさいこうーー!!」と絶賛の声が相次いでいた。ちなみに、LiKE LEGENDは、なにわ男子、FANTASTICS、M!LK、DXTEEN、MAZZELのメンバーがグループの垣根を越えて集結した、まさに“夢の合同ユニット”と言えるだろう。個性をぶつけ合いながら、それぞれの“トクベツ”を体現していく。
カメラの前でのパフォーマンスを終えたあと、さほ子のもとに駆けつけ「さほ子ちゃんのことが好きなんだ。さほ子ちゃん、俺のトクベツになって」と“THE少女漫画”な告白をした皇太。その後のキスには、「トクベツになりたいってキスするのまじやばい」とSNS上で歓喜の声が上がっていた。
第3話からは、映画のラストの先にあるさほ子と皇太の“その後”が描かれていく。どのような展開になるのか楽しみだ。